本来は6月30日公開なのですが、3D上映館のみ23日・24日の両日、
先行公開とのことで早速見てきました。
今まで作られた「スパイダーマン」は3本ですが、それまでシリーズを担当
していたサム・ライミ監督が降板してしまったので、旧シリーズを白紙に戻
してリブートされた新シリーズです。
ごく普通の青年ピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、13年
前に失踪した父親の秘密を探るため、父の同僚だったコナーズ博士(リス・
エバンス)を訪ねますが、そこで実験中の蜘蛛に噛まれてしまいます。
翌朝からピーターは逞しい肉体を手に入れ、蜘蛛のように糸を出す「スパ
イダーセンス」を身につけ、スパイダーマンとして行きて行く決意をします。
そして・・・。
監督は新しくマーク・ウェブがメガホンをとり、スパイダーマンには「わたし
を離さないで」「ソーシャル・ネットワーク」のアンドリュー・ガーフィールド
が抜擢されていますが、スパイダーが如何にして生まれたかを始めから
判りやすく演じていて、これは成功だったと思います。
ヒロインは「ゾンビランド」のエマ・ストーンが演じ、マーティン・シーン、サ
リー・フィールド、悪役のコナーズ博士役はリス・エバンスらが出ています。
先述のようにスパイダーマンの誕生からを描き直しているので、出だしは
青春者スタイルから始まり、アンドリューはとても新鮮に感じます。
この配役の成功と、更に数段と進歩したSFXによるスパイダーマンの空中
浮遊感は見ものですが、これ以外はあまり褒めたくありません。
今までのシリーズに比べて物語内容が薄く、いま一つ面白味にかけるし、
演出もイマイチです。
もう一つ大事なことは悪役が安っぽいことでしょうか。更にもう一つ付け加
えますが、私は蜘蛛(蛇も)が生理的にイヤなので困ったものです。
早速エンドロールで続編の暗示がありましたが、よっぽど内容に手を入れ
てくれない限り敬遠したい想いです。
(6/23 TOHOシネマズソラリア 先行公開日 12:20の回 29人)
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