
辛子明太子を日本で初めて製造、販売した福岡「ふくや」の創業者・川原俊夫をモデル
に、2013年に放送された同名テレビドラマの劇場版です。テレビ同様に主人公を博多華
丸、妻を富田靖子が演じています。
昭和30年代、福岡市は戦争の傷跡を残したまま復興を遂げようとしていました。焼け跡
となっていた福岡の中洲で食料品店「ふくのや」を開業した主人公は、妻の千代子ととも
に小さな店を切り盛りしています。そんな彼が博多の祭りである「博多祇園山笠」と同様
に情熱を傾けていたのが、めんたいこ作りでした。自身が納得できる味がなかなかでき
ず、改良に改良を重ねる試行錯誤の毎日を送る「ふくのや」でしたが・・・。
私が住んでいる博多の話ですし、原案者を含めて知っている人ばかりなので楽しく見ま
した。思ったよりよく出来ています。博多の人だけが面白がるなんて言っている人もいま
すが、どこで上映されても結構楽しめると思います。この映画については理屈抜きで見
て欲しいものです。低予算と思われますが、みなさん頑張っているし、富田靖子の博多
弁は一寸おかしいところもありますが、ニュアンスで判ると思うし、前にも書いたように不
問でいいのでは。それよりも華丸と同じく熱演を褒めてやりたいです。
ふくやがまだ中洲市場にあって広く販売をする前のことですが、大映九州社の池広支社
長(池広監督のお父さん)のお使いで、京マチ子さんに届けるふくやの辛子明太子を買い
に行ったのも、よき思い出となっています。








