映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ブラック・クランズマン」

2019年04月26日 | 日記

 

    黒人刑事が白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」潜入捜査した実話をつ
    づったノンフィクション小説を、スパイク・リー監督が映画化したものです。今年のカンヌ
    国際映画祭でグランプリを受賞、さらにアカデミー賞では作品、監督など6部門にノミネ
    ートされ、脚色賞を受賞しています。
    1979年にコロラド州コロラドスプリングスの警察署で、初の黒人刑事として採用されたロ
    ン・ストールワース。署内の白人刑事たちから冷遇されながらも捜査に燃えるロンは、新
    聞広告に掲載されていたKKKのメンバー募集に勢いで電話をかけ、黒人差別発言を繰り
    返して入団の面接にまで漕ぎ着けてしまいます。
    しかし黒人であるロンはKKKと対面できないため、同僚の白人刑事フリップに協力しても
    らうことに。電話はロン、対面はフリップが担当して2人で1人の人物を演じながら、KKKの
    潜入捜査を進めて行きますが・・・。
    主人公ロンを名優デンゼル・ワシントンの実子ジョン・デビッド・ワシントン、相棒フリップを
    アダム・ドライバーが演じています。

    「グリーン・ブック」もそうでしたが、見ていながら段々と笑えなくなるくらい差別問題を真剣
    に考えさせられる作品で、最終的には娯楽的要素が吹っ飛んでしまうくらいの作品でもあ
    ります。アカデミー賞脚色賞を受賞しているだけあって、脚本の纏まりは素晴らしいと感じ
    ました。




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