映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

2014年02月18日 | 日記

   

     26歳で証券会社を立ち上げ、年収約49億円を稼ぎ出し、36歳でウォール街か
     ら追放された伝説の男ジョーダン・ベルフォートの実話をもとにした彼の半生を、
     レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組んで
     製作した話題作です。

     物語の舞台は’84年のニューヨークです。金もコネも学歴もなく、22歳でウォー
     ル街の投資銀行へ飛び込んだジョーダン(レオナルド・ディカプリオ)は、誰も思
     いつかない斬新な発想と巧みな話術で瞬く間に成り上がって行きます。

     そして26歳にしてビジネスパートナーのドニー(ジョナ・ヒル)とともに証券会社を
     設立し、年収4900万ドルを稼ぐようになった彼は、巧みな営業トークと彼の演出
     により部下たちまでもが法外な収入を得るようになり、常識外れの贅沢三昧の
     日々が続き、苦労時代を共にした妻を捨て、元モデルの金髪美女と再婚するこ
     とになります。

     あらゆる物を手に入れ、「ウォール街のウルフ」と呼ばれるようになったジョーダ
     ンでしたが、彼のハチャメチャな狂乱の日々は長く続かず、行く末には想像を絶
     する破滅が待ち受けていたのです・・・。

     ジョーダン自身による回顧録「ウォール街狂乱日記”狼”と呼ばれた私のヤバす
     ぎる人生」を基にしているだけあって、金・セックス・ドラッグという想像を絶する
     あり得ない話しと思いながら見はじめて、ディカプリオの快演というか熱演と、展
     開の上手さも加わってこれは本当にあった話なんだと認識を変えながら見るに
     至りました。これによりこの映画化は成功したことにな.ると思うのです。

     これだけのやり放題だと、これに反して被害者の描写は一切無いのが不思議
     で、このあたりは少しでも出したらいいのにと思うものの、これだけ徹底すると
     被害は想像がつくものです。
     やり過ぎという声もありますが、驚き呆れながら見るものの面白いし、マーティ
     ン・スコセッシ監督の強烈演出と、ディカプリオの大熱演だけでも腹一杯になる
     作品です。
     とにかく映画ファンとしては、見ておくべき作品としてお薦めします。


  
              ↑ ウォール街に、私も行ってみました・・・。

コメント (5)
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