映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ホビット 思いがけない冒険」

2012年12月25日 | 日記

   

     「ロード・オブ・ザ・リング」でアカデミー賞に輝いたピーター・ジャクソン監督
     が、同じJ・R・R・トールキン原作の「ホビットの冒険」を映画化したものです。

     物語の舞台になるのは、ロード・オブ・ザ・リング」より60年前の中つ国ミド
     ル・アースです。
     指輪の前所有者であるホビット族のビルボ・バギンズは、村で平和に暮ら
     していたのですが、魔法使いのガンダルフに誘われて、ドラゴンに支配さ
     れたエレボールのドワーフ王国を取り戻す旅へ出ることになります。

     旅に出たビルボは、戦士トーリン・オーケンシールドら13人のドワーフとと
     もに、ゴブリン、オーク、巨大なクモなど危険が待ち受ける荒野を突き進む
     のでした。
     やがて旅の途中でゴラムと出会ったビルボは、中つ国の運命と深く結びつ
     いた指輪を再び手に入れることが出来たのですが・・・。

     若きビルボを演じるのは、英国の新鋭マーティン・フリーマン。ガンダルフ役
     のイアン・マッケラン、ゴラム役のアンディ・サーキスら「ロード・オブ・ザ・リン
     グ」でもおなじみのキャストが再登場です。

     「ロード・オブ・ザ・リング」から、今回は改めて壮大な時代ロマンが味わえる
     と思って楽しみにしていたのですが、少し当てが外れました。
     ニュージランドを捉えた映像は確かに美しいし、SFXの技術も更に進化して
     います。
     ストーリーそのものは単純というか判りやすいのはいいのですが、構成・展
     開が悪く同じようなシーンの繰り返しで新味があまり感じられません。
     主人公と一緒に活躍する13人の仲間の性格や活躍ぶりも整理が悪く、印
     象がよくありません。
     辛口で申し訳ないけど、壮大な退屈作というのが私の正直な感想です。
     しかも「ホビット」は3部作だそうで、、私はもうこの一作だけで結構の思い
     です。


コメント
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