映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ラム・ダイアリー」

2012年07月02日 | 日記

    

     取材のための潜入取材や、酒とドラッグ漬けの破天荒な武勇伝を持つ無頼
     派ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンに心酔し、トンプソン原作のラスベ
     ガスをやっつけろ」('98)に主演したジョニー・デップが、みずから製作会社を
     設立、若き日のトンプソンをイメージして作った作品です。
     尚、トンプソンは2005年に自殺しています。

     ニューヨークの喧騒にに疲れたジャーナリストのポール・ケンプ(ジョニー・デ
     ップ)は、自然に囲まれたプエルトルコの新聞社にやってきます。
     ケンプ自体が酒びたり記者ですが、そこにはやる気のないカメラマンや廃
     人一歩手前の社員など、彼を上回るいい加減さ。

     そんな同僚と毎日ラム酒をあおる生活にすっかり馴染んだケンプでしたが、
     ある日、アメリカ人企業家のサンダーソンと知り合い、サンダーソンの婚約
     者シュノー(アンバー・ハード)の魅力に夢中になります・・・。
     すべてを持っている者に一種の憧れを持ちながらも、やがてケンプは自分
     のすべき事に目覚めて行くのでした。

     最近は派手なメイクやコスプレが多いデップですが、今回はほぼ素顔で主
     人公役を演じていて、役自体は面白いし、はまっています。ですがお話自
     体が実在の人物だったからか、劇的に盛り上げるアレンジが上手く行って
     いない感じです。

     監督・脚本は「ウイズネイルと僕」のブルース・ロビンソンですが、お話が吹
     き上がらず面白くないのはこの脚本・監督のせいでしょう。
     デップの恋の相手役は「ザ・ウォード 監禁病棟」のアン・バートで、演技は
     大根ですが魅力は中々のものです。現実でもデップとアンバー・ハードは
     アツアツだそうですよ。
                      (6/30 TOHOシネマズ 初日 12:30の回 16人)

コメント (2)
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