オラー！
(すっかりスペインかぶれの私・・・ハローと同じで昼も夜も誰にでも使えます)
スペインの旅から戻りました。１０日以上もお休みしましたが、今日からこの
ブログは復活で、旅行のことや映画のことなど書き綴って参りますので改め
て宜しくお願いします。
スペインは素晴らしい憧憬の国と言えますし、独自の文化と多彩な自然環境
を有して旅人を飽きさせない魅力を持っています。
紀元前の昔から諸民族の侵入、イスラムからの支配、世界に冠たる大航海時
代・・・。そういった複雑な歴史を歩んだことから育まれた魅力に誰もが憧れ、
ヨーロッパ一番の住みやすい国として旅人が目指さずにいられなくなる国と言
っても過言ではないと思います。
国の面積は日本の約1.3倍で人口は約4,700万人ですから人口は日本の半分
もありません。
19世紀末、建築家たちが創造した建築物や白壁の村々、更にとても緑が多い
国で、街は樹木に溢れ、郊外はオリーブ・オレンジ・葡萄などが見渡す限りで
見事なものです。
スペインには42の世界遺産が存在しますが、今回は出来るだけ見たつもりで
すし、フラメンコ、闘牛、サッカー、ガウディ建築、更にピカソ、ダリ、ミロの三大
巨匠はスペイン出身であり今回も美術館めぐりをしてきましたが見応えがある
というか、とにかく凄い迫力に呆然の私でした。
今回の旅は短い日数でしたが、入国して最初に訪れたのはのどかな雰囲気
の小さな街チョンチヨン～ドン・キホーテゆかりのラ・マンチャ地方～白い風車
がずらーっと並ぶコンスエグラ～旧都アルマグロ～西方の真珠と呼ばれる
コルトバで世界遺産であるキリスト教のカデドラルが混在するイスラム教寺
院メスキータ～アンダルシアを代表する白い街ミハス～グラナダでは世界遺
産アルハンブラ宮殿跡～オレンジで有名なバレンシアでは世界遺産ラ・ロン
ハ～ローマ時代の遺跡が残るタラゴナ、ここでは地中海を見渡しました。
～そしてバルセロナ。あのガウディ未完の傑作・聖家族教会、グエル公園す
べて世界遺産です。
～岩壁の上にそそり立つモンセラット～サラゴサではピラール聖母教会～世
界遺産の古都トレド～ラストはスペインの首都マドリッドをぐるぐる・・・ざーっ
とこんな具合です。
オリーブ油を使って料理したものをメインに食べるせいか、街で肥満の人が
少ないのも意外でしたが、家族の絆がとても強いなーと思われる光景よく出
会いましたし、大人も子供もとても陽気で懐っこいし、なんと美人が多いこ
とか。
街は車が多く渋滞渋滞ですが、日本と違いそれはお互い当然だと割り切り、
イライラしてクラクションを鳴らす車や人はいません。
今回は出来るだけ歩き、人に会い、写真を撮り、食べまくってきました。
ここまで書くといいことばかりですが、スペインにはシエスタという昼寝の
習慣があり、ほとんどの店や人は午後２時から４時ころまで昼休みを取る
のです。私的には怠け者だらけ・・・とも思うのですが、お客が文句を言おうと
観光客がいようとヘッチャラなのには驚きますし、コレでは国としての生産性
が悪くて云々されるのは仕方がない・・・と思ってしまう次第です。
それぞれの街については何回かに分けて写真と一緒に載せて行きますし、新
しい映画のことや大映宣伝部の連載も併せながら書かせていただきますので、
宜しくお願いします。
