映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「少女たちの羅針盤」

2011年06月03日 | 日記
 
          

     この作品には、成海璃子とか忽那汐里など将来活躍しそうな有望若手
     女優が出ているので私も時間を取って見ました。

     「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」という募集があって、その第1
     回優秀作に選出された水生大海の原作を映画化したもので、地元福山
     が全面的に協力して製作されたそうです。

     物語はネット映画のロケ現場の廃墟ホテルに、謎の落書きが書き殴ら
     れていて、主演の新人女優を陥れようとする事件が発生します。
     過去と現実を交錯させながら、当時演劇に夢中になっていた4人の女
     子高生たちの友情と、彼女たちが立ち上げた劇団「羅針盤」に起きた
     4年前の殺人事件の真相が明らかになって行く・・・というものです。

     新進女優のたちの面々は、成海璃子・忽那汐里がやはり進歩してい
     ますし、森田彩華・草刈麻有も育て方を気を付ければ今後が楽しみ
     です。

     監督は「西の魔女が死んだ」の長崎俊一ですが、今までの実績をなし
     崩しにしてしまうような凡庸な演出です。
     監督の責任もありますが、物語も面白く感じないし、脚本の出来が非
     常に悪いですね。
     このために全体が学芸的水準にしか達していないということに連がる
     のです。
     地元の熱意が感じられるだけに非常に残念です。



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