映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「プリンセストヨトミ」

2011年04月27日 | 日記
        
     
     原作が奇想天外で面白いし、ご贔屓の一人である綾瀬はるかが出演して
     いるので、この作品を大いに期待していました。

     ここれは、「鴨川ホルモー」などで知られる万城目学の小説を映画化した
     もので、「HERO」を撮ったテレビ出身の鈴木将之監督がメガホンを取って
     います。

     物語は、大阪城が落城してから400年にわたり、あるものを守り続けて
     きた大阪の人々と、それを知らずにやってきた会計監査院三人による査
     察をキッカケに、その秘密が発覚するのです。
     秘密とはなんと地下に眠るもう一つの国"大阪国"だったのです。
     ここから大阪市は全市を巻き込んで大騒動になって行きます・・・。

     原作は面白いし、俳優陣も堤真一・綾瀬はるか・岡田将生・中井貴一・
     和久井映見などと厚いし、脚本と演出が巧妙だともっと面白くなったと
     思うのですが、話が前に行ったり後ろに戻ったりが構成難だし、全体的
     にメリハリが利かないので見てて途中で緊張感が喪失します。

     ラジオ・ドラマで放送されて好評だったそうで、活字もそうだと思います
     が、映像ではなく、それを想像する方が良かったのではないか・・・と思
     われる残念作です。



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