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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

イタリアの旅 (4) ~ ヴェネツィア ~

2011年01月30日 | 日記
 

     ベローナからバス・ボートを利用して約二時間半、中世イタリアを代表する
     海運王国だったヴェネツィア(ヴェニス)に到着です。
     無数の運河をゴンドラに揺られながら渡ったり、またはまるで迷路のような
     路地裏的商店街をさまよいながら、とにかく魅惑的な風景が楽しめる街全体
     が世界遺産です。


     この街の中心とも言えるサン・マルコ寺院前のサン・マルコ広場は、映画
     「旅情」でキャサリン・ヘプパーンが一人でコーヒーを飲むシーンがあまり
     にも有名ですが、近々公開されるジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリー
     の「ツーリスト」では物語の背景としてふんだんに出てくるそうですから楽し
     みです。


     十字軍の遠征で主導権をにぎり,東方貿易で栄えたヴェネツィア(ヴェニス)
     は14世紀に最盛期を迎え、更に15~16世紀にかけては芸術文化が花開き、
     サンマルコ広場をはじめとする街の輪郭が完成したのだそうです。
     そして18世紀、この地に侵攻してきたナポレオンが、サン・マルコ広場を
     「世界一美しい広場」として絶賛し、現在でも世界中から観光客が集まる
     のも納得できます。


     150の運河、400以上の橋、117の島からなる水上都市で、海抜0mで満潮時
     には街全体が海水で溢れ、広場などでは足場を作って歩行が出来るような
     工夫が凝らされています。


     肝心のサン・マルコ大聖堂のご紹介が遅れましたが、828年にアレキサン
     ドリアから運ばれた聖マルコの遺骸を安置する場所として礼拝移動堂を建
     てたのが起源で、18世紀末にナポレオンが占領した時、屋根のない宮殿と
        して絶賛した寺院でもあります。


     先に橋が多いことも書きましたが、運河にかかった「ため息橋」も有名で、
     運河に沿って建てられた石牢の建物から、刑場に引かれていく囚人が、この
     橋の上で"溜息"をついたので付けられたと伝えられています。
     ちなみにカサノヴァが脱獄した牢獄としても著名ですし、日没の瞬間にこの
     橋の下でキスしたカップルは結ばれるというジンクスがあるそうですよ。
 

     もう一つ、ここのカーニバル(謝肉祭)は世界的に有名で、街にはカーニバル
     の仮面を売る店が沢山並んでいましたが、毎年1月下旬から11日間にわたっ
     て開催されますので、ここに照準を合わせて旅行するのも面白いと思います。

     次回はベネチアから約三時間半かけて、ここも世界遺産の街フィレンツェに
     向います。

  
      左は、海岸を歩く女性ですが、海抜0mをご想像ください。
      右は、早速元気な私の登場です・・・。
  
      左は、海水が満ちてこないサン・マルコ広場です。
      右は、どんどん海水が広場に入ってきます・・・。↓下4枚もその状景です。
  

  

  
      左は、迷路みたいな街の風景で、お巡りさんをパチリ。
      右は、雑貨屋ですが、仮面などカーニバル用品が多く陳列されていました。
  
      左は、街にひっそりとグッチの店です。街に似合った店舗。
      右は、ガラス細工のお店で見た実演です。
  
      左は、本文でご紹介した"ため息橋"です。
      右は、私も前から乗ってみたかったゴンドラに・・・。
  
      左は、まるで海上にそびえる感じのサンタ・マリア・デッラ・サーチ教会。
      右は、ここでも自由の女神を発見しました。
  
      左は、ゴンドラから見た町並みです。
      右は、遂に粋なオヤジを発見しました・・・。
  
      左は、運河からの風景です。
      右は、サン、マルコ広場に群がるハトを相手に。下↓も一緒です。
  
      
  
          左は、海岸やゴンドラの乗り場下りる場所などにたむろする露店です。
          右は、元気な私。ここでも早速お友だちが出来ました。

コメント (3)
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