HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ムラサキエノコログサ(紫狗尾草)

2018-11-20 | イネ・カヤツリグサ・シダ類など

いつもこの色を見ると、意味の無いことには手を出さない…と言った人を思う。
区別することに意味がある、意味が無い…と言うのは
やはり趣味の範囲。
それを意味があるとか無いとか言うことも余計だ。
意味の無いことを延々と続けている。


















ムラサキエノコログサ(紫狗尾草)
 イネ科エノコログサ属 Setaria viridis f. misera
エノコログサ(狗尾草)Setaria viridis の一品種
(2018.11.16 明石公園)

再掲 【イネ科植物に関する用語】
イネ科植物では他の植物の茎にあたるものを『(かん)』と呼び、その先に花序を付ける。
花序には三種類ある。
穂状花序 花序の中軸(花序の中央の軸)に柄の無い小穂がつく。
総状花序 中軸から枝分かれの無い柄が出てそこに小穂がつく。
この二つを合わせて『(そう)』と呼ぶ。
円錐花序 中軸から枝が出て枝分かれした先に小穂がつくもの。
通常、花序の下部で枝が長く枝分かれも多いので、外見が円錐状に見える。

花序には『小穂(しょうすい)』と名付けられた構造物がつく。
小穂の基部には『苞穎(ほうえい)』と呼ばれる変形した葉がある。
苞穎の上に『小花(しょうか)』がある。
小花は『小軸(しょうじく)』でつながっている。
小花には『護穎(ごえい)』『内穎(ないえい)』に包まれた、おしべ・めしべがある。
護穎や苞穎についている細長い突起物は『(のぎ)』と呼ばれている。
エノコログサのように小穂の柄にある突起物は芒ではなく、花序の枝が変化したもので『刺毛(しもう)』と呼ばれる。
イネ科の葉は互生、稈を抱く『葉鞘(ようしょう)』と、平らな部分『葉身(ようしん)』で構成されている。
葉鞘と葉身の間には『葉舌(ようぜつ)』と名付けられた膜状の構造がある。
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ムラサキエノコログサ
 エノコログサ キンエノコロ アキノエノコログサ オオエノコログサ



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