HAYASHI-NO-KO

甲斐駒ヶ岳からの中央アルプス

サンショウ(山椒)

2018-01-21 | 木本 冬芽・葉痕

見上げるほどに育った山茱萸の樹のところで稗搗節が聞こえる。
『別に良いじゃないですか、サンシュユの花を見て稗搗節を口ずさんでも…』だそうだ。

そうかも知れませんが…と言いそうになって止した。
それぞれのお考え、間違いを指摘されることが嫌な方もいらっしゃる。
尤も、間違いだと思っていらっしゃらないかも知れないのだから
余計なお節介はやはり止した方が無難だ。

この山椒の木は1メートルにも満たない。
だからだろうか、稗搗節は登場しない。





▲ ミカンの仲間はおしなべて優しい「葉痕」でハリエンジュの悪魔顔とは違う。
葉が単葉だったり、複葉でも小葉が小さいからだ。▼




▲ 頂芽は花芽と葉芽が一緒になっている混芽。▼

▲ カラスザンショウ、イヌザンショウ、サンショウなど、葉は互生で奇数羽状複葉だが
カラスザンショウは棘が無数、イヌザンショウは棘が互生、サンシヨウの棘は対生。▼







▲ 対生している棘の間に葉痕、この姿からハリエンジュの葉痕が浮かぶそうだが
ハリエンジュの葉痕はその下に冬芽を隠している(隠芽)なので、様子は全く違っている。
サンショウの冬芽は、葉痕の上にちんまりと乗っている。▼






サンショウ(山椒)ミカン科サンショウ属 Zanthoxylum piperitum
(2018.01.19 田町)
山椒には棘が当たり前、だけれど但馬の「朝倉山椒」は棘無し。


▲ カラスザンショウの葉痕   ▲ ハリエンジュの葉痕

アゲハチョウの幼虫に散々食い荒らされた為に、この山椒の木は枯れてしまった。
蝶の幼虫にも、山椒の木にも葉は大事だと言うことだ。

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去年のサンショウの冬芽・葉痕カラスザンショウの冬芽・葉痕ハリエンジュの冬芽・葉痕サンシュユ

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3 コメント

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楽しい顏が・・・ (こいも)
2018-03-09 18:29:49
林の子さん
色々な顏がいっぱいで思わず笑っている自分がいます。
サンショウの葉痕は両手を広げてカッコイイーーー
『さぁ~いらっしゃ~い』と言われているような気がします。
カラスザンショウは優しそう~
だからたくさんの小さなボディーガードに(○'。'○)ん?
しっかり守ってもらっているみたい・・・
何と言ってもハリエンジュの悪魔顏はすごいですね。
これが変化していくのですから最高です。
隠芽の出没する時を見てみたいです。
どんな感じなのでしょう?
とっても楽しい葉痕ですね。
見させていただきました。
ありがとうございます・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
みんなみんな見たくてたまらなくなりました。


サンシュユの花 (こいも)
2018-03-09 19:06:45
林の子さん
先日サンシュユを撮っていましたら
後方から稗搗節が聞こえてきました。
「違うんだけれど・・・」
そう思いながら黄色のお花にカメラを向けました。
同じような方がいらっしゃますね。
美空ひばりさんの稗搗節を何度も聴いてしまいました。。。
すっかりお友達に… (林の子)
2018-03-09 21:19:07
寒い冬でも、風が冷たくなかったり、少し運動したくなった折には
春への準備中の草や木を見に行く楽しみがあると感じられた事でしょうね。
忙しい時間を過ごしていても、ふっと出来た余りの時間に
気楽に足を運べるご自身のフィールドがあれば楽しみも増えるかも知れません。
冬芽・葉痕探しは冬の間しか出来ないですが
春から夏にかけての変化を併せて見ていると、また別の楽しみ方も出てくるかも知れませんね。

サンシュユの木の下での歌声は微笑ましいですが、
何度も聞かされるとオイオイ…と、止めに入りたくなります。

花は全く違いますが、ナツツバキ(シャラノキ・沙羅の樹)を二本 並べて、
「沙羅双樹」と言う人たちも多いですが、こちらもどこかで読み違えている。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/42617e83c0d1f59ba412fefb2070e804

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