雑草だけれど春を感じる…人が多い。
普通に目立つから人目につくし、確かに緑の中に青が点々と咲くと春…なのだろう。
道ばたの雑草等には興味も示さない人たちも名前だけは知っている。
だから雑草扱いされる事に対しての不満?も、名前にに対しての不満??も出るのだろう。
ただそれだけの事なのに殊更にクドクドと理由が書かれていると虫酸が走る。
野辺に咲いている青い花、それで充分だ。
▲ 茂った葉の間には抜け落ちた花冠が集まっている。▼
▲ 午後になると、幾つかの花冠は萼片に絞り出されるように抜け落ちる。
草むらには抜け落ちた花冠、閉じる前の萼片の真ん中にはめしべの柱頭、こんな画像が増える。▼
▲ 萼片は花冠を絞り出すように閉じ始める。そのことで花冠は基部におしべを付けたまま抜け落ち
後にめしべの柱頭だけが萼片に残る。▼
▲ 萼片は即座に閉じる…のではなく、ゆっくりと閉じてゆくので、めしべの柱頭、子房まで見ることも出来る。▼
▲ 花冠が落ちた直後、萼片が絞り出して花冠が抜け落ちるのが普通だけれど
風などの影響で花冠が飛ぶようなこともあるだろう。▼
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) オオバコ科クワガタソウ属 Veronica persica
(2022.01.10 松江)
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▲ 花・めしべの柱頭 果実・種子 ▲
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今年の雑草の芽生え-1 -2 -3
ロゼット・芽生え 2016.02-2017.01
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春の野辺では広がりが大きいのでカタバミより注目度?は大きいかも知れないですね。
私は花よりは、午後に花冠が外れて抜け落ちた後のめしべを見ているのが好きです。