HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

シンテッポウユリ(新鉄砲百合 タカサゴユリ・高砂百合)

2022-09-22 | 夏 白色系

ここでは綴化株が何本か育っている。
やはりここでも花筒に暗赤紫が見えるもの、見えないものが混じって咲くのだけれど
よく見ると綴化株には、従来タカサゴユリの区別にように見ていた花筒の暗赤紫は見えない。
花筒に暗赤紫の筋が見えないものはシンテッポウユリ…と決めつけている人には
豪勢に咲くシンテッポウユリ、と言うことになるのだろうか。
しかし、やはり安易な名づけで区別して二種類と済ませてしまうことには大いに抵抗がある。
幾つかの交雑の変遷を経て、ハッキリ区別できるのはテッポウユリです…とも言えなくなるかも知れない。

この場所のこの綴化株は誰も手入れしない場所に何株か出てきたものだけれど

雑草が茂る中だから突然整地されることになりそうだ。






▲ 普通の株と綴化株 ▼











































(2022.08.21 貴崎町)

花は終わった。








(2022.09.02 貴崎町)

浜の休憩所に幾つか咲いた。
中には花被片に薄く赤紫の筋が見えるものも混じっている。
これだけを見て、タカサゴユリだというのは無謀?だろう。








(2022.08.25 林)


▲ 木場ではタカサゴユリ表記 ▲
タカサゴユリ ユリ科ユリ属 Lilium formosanum
シンテッポウユリ Lilium × formolongi 別名ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)
テッポウユリ Lilium longiflorum
(2022.09.17 木場)
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シンテッポウユリ(タカサゴユリ)2022 綴化株2022 果実 テッポウユリ(鉄砲百合)2022
昔のタカサゴユリ 昔の交雑種



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