HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ギンセンカ(銀銭花 チョウロソウ/朝露草)

2021-08-05 | 夏 黄色系

イチビと同じく、畑の雑草。
茂りすぎるのだろうけれど明石では見かけない。
畑の隅でイチビもギンセンソウも見かけたのは一度か二度。
大昔、木場公園では輸入された畑の肥料に種が混じって来て広がった…と聞いた。
それでも見かけることは全く無い。

突然、去年この場所で「栽培」されているのを見た。
雑草にしておくには…と感じるような咲き方だ。
ギンセンカ、別名にチョウロソウ
朝露の頃に咲いて昼前には花弁は縮れてしまう。






▲ ギンセンカ、別名にチョウロソウ、朝露草だけれど、これは朝露では無い。▼







▲ 幾つもの蕾を茎頂に付けている。▼





















▲ 小型の芙蓉、小型の梵天花…。▼

(2021.07.23 明石公園)










(2021.07.27 明石公園)

ギンセンカ(銀銭花 チョウロソウ/朝露草) アオイ科フヨウ属 Hibiscus trionum
(2021.08.04 明石公園)
【キンセンカ、ギンセンカ】
キンセンカは金盞花、ギンセンカは銀銭花
かたや、金色(黄金)の杯、で金盞。
かたや、昔の貨幣・銀銭に似た花姿…らしいけどよく分からない。

「昔の貨幣・銀銭」とは、708年につくられた日本最古の「和同開珎(わどうかいほう(ちん))」よりも
古い「富本銭」、それよりも古い「無文銀銭」のことだそうだが、和銅開珎以前のものが
実際に貨幣として流通していたのかどうかは、明快な結論が出ていない。

 
▲ 左はギンセンソウの果実、芙蓉の仲間然としている。 右は真夏の京都植物園で撮ったギンセンカ 花弁はここの花色よりも黄色い。▲
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ギンセンカ 久し振りの木場 北山のギンセンカ 大久保のギンセンカ 去年のギンセンカ
大道町のイチビ 木場のニシキアオイ



2 コメント

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銀銭に関することを・・・ (こいも)
2021-10-28 23:42:08
林の子さん
「銀銭」について教えていただきありがとうございます。
古い古い貨幣なのですね。
やはり、ギンセンカ(銀銭花)って素敵ですね。
蕾から種子まで見てみたいです。
キンセンカは名前もわかりますし、見ていると思うのですが、
花の後の果実や種子までは見たことがないと思います。
ギンセンカは(アオイ科・フヨウ属)で、
キンセンカは(キク科キンセンカ属)なのですね。
ありがとうございました。
銀銭 (林の子)
2021-10-29 18:07:56
昔の貨幣にそんなのがあった…程度です。
日本最古の貨幣として覚えたのは「和同開珎」でしたが、それ以前にもあった…と。
幾つもの説があるようで、何故この花にそんな名前がついたのか、等は闇の闇。
それでも、花の名前を詮索?していると、幾つもの説が出てくるので
あぁソウですか…程度にしています。

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