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ロウバイ3b トウロウバイ

2012-03-01 | 冬 黄色系

今年のロウバイは、狼狽しているかも知れない。
いつもの年だと、蕾が膨らむ頃にかなり鳥たちに啄まれて落とされている。
特に早咲きのソシンロウバイはいつも被害者だった。
ところがどうだろう。
鳥たちは、豊作だった木々の果実をたらふく啄めたから、ロウバイやウメは被害を受けていない。
あちこちで、今もソシンロウバイは咲き続けている。
明石公園入り口のソシンロウバイはさすがに終盤だけれど、剛ノ池東畔のはまだ咲き続けている。
ヒヨドリジョウゴの赤い果実が梢の方まで伸びて、一緒に残っている。

そのソシンロウバイの近くにある二種類のロウバイは
花は小振りで、花被片に赤紫が入るので鑑賞価値が落ちる…などと言われるけれど
いつも最後までしっかりと香りを残して咲いている。

 
ここには「ロウバイ」と呼ばれているものと「トウロウバイ」と区別して呼ばれているものが二種類咲く。
左がロウバイ、右がその園芸種、或いは変種と言われる
トウロウバイ。
区別をハッキリするためにロウバイを「ワロウバイ」と呼ぶ方も多い。
国産と中国産?と感じるけれど、ロウバイは元々中国産。

ソシンロウバイとは内花被片に赤紫が入ることで二種類とも区別される。
 
花期の終わりにはやはり黄色は褪せてくる。

開花直後は雄しべに守られていた雌しべ、柱頭が伸び始めている。
昔、ロシナンテさんの画像を貰って、この詳解図(↓)を作ったことがあった。
最近はそのようにモチベーションを高めてくれる機会が減っている。



 


(2012.01.05-07 明石公園
 

 


花期の終わりには黄色が褪せてくるし、花脈には黒い筋が入るものも混じってくる。
花被片の薄い花では仕方ないのかも知れない。


ロウバイと比べると花は大きいし、黄色が濃くてソシンロウバイ似。
それでも光を翳すと白っぽくなる。
 

 

 



 
(2012.02.11 明石公園)

トウロウバイ(唐臘梅)
 

 
(2012.02.19 明石公園)

(2012.02.29 明石公園)

トウロウバイ Chimonanthus praecox 'Grandiflora'
(=Chimonanthus praecox var. grandiflorus)
ロウバイの変種として区別される場合がある。
外花被片が少し濃い黄色を帯びているが、内花被片の赤紫は同じ。

【ロウバイ詳解】


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2 コメント

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ありがとうございました (とんちゃん)
2012-02-22 15:26:46
ロウバイの色々を撮っているときに雄しべや雌しべの形をなんとか!と思ってはみても同じようなものしか写りませんでした。
雄しべが大きく開いて柱頭が見えているところ
こういうのを探しました。
でも結局は写真に撮れなくてあきらめましたが・・・
トウロウバイというにもあったんですね。
こちらのページをTBしていただいてありがとうございました。
甘い香りにいざなわれるように気がついたらにおいのする木々に向かって歩いていました。
敢えて区別は要らないかな? (林の子)
2012-02-22 22:19:53
そう思っていましたから「ロウバイ」で済ませていたのですが、
どう見てもソシンロウバイとも違うし、ロウバイよりは明るいし…と言われて、
それじゃ区別しておく方がいいのだろうと二つに分けました。
ソシンロウバイも選別育成された「マンゲツロウバイ」と呼ばれるものや、
そこからまた実生で選別されたものが登録された(?)そうですから、
園芸種を追いかけるつもりはないのですがこの二種類は
明らかに花付きや花色の違いがありますから区別する気になれば…と思います。
ただ敢えて区別する事にどれだけの意味があるのか…とも思いますが。

ウンナンロウバイの色に近いのがロウバイ、ソシンロウバイの色に近いのがトウロウバイだと思っています。

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