写真だけで花の名前を区別するには幾つかの特徴を捉えた画像が要る…と良く言われる
写真好きならともかく、同じ花の葉や茎、根っこの部分を撮るのは物好きだし
わざわざそんなことまでして花の名前を知ることも覚えることもないだろう
おまけに、幾つもの園芸品種名を羅列したところで
画像を見てそれと区別出来る…何てことは少ない
アジサイの季節、いつも感心させられた光則寺のヤマアジサイ
横山女史の熱心なお骨折りは、名札の管理まで徹底されていた
だからよほどのことが無い限り、そのまま名前をお借りできた
植物園や、まして個人の庭・鉢植えの紫陽花類に付いている名前が
どこまで「信頼」出来るのかは、いささか心許ない状態になっている
植物園でさえ、購入する際の同定にはお手上げ状態…らしい
個人での増殖がたやすいアジサイ
ガクアジサイとヤマアジサイの区別さえも曖昧になっている
それでも、派手さだけを売り物にしたつくりもののアジサイよりは
まだまだ素朴さが残っているから好きだ
(2012.06.11・14 森林植物園)
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