
遠くへ飛んでいけなかった種子からの芽生えが何本も樹下に育つ。
大きくはなれないのだけれど
アオギリなどと同じでしっかりと葉をつけていたから今年も冬芽・葉痕。
▲ 葉はすっかり水分を失っているけれどまだ葉柄が残っている。▼
▲ 葉柄が落ちると葉痕、乾燥するまでは黒い。▼
▲ 馬蹄形の葉痕、幾つもの小葉からなる大きな葉を支えるのに相応しい形なのだろう。▼
▲ 冬芽は柔らかな薄茶の毛で覆われている。▼
(2022.12.21 林)
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▲ 白い小さな幼虫… ヌルデには幾つかの虫こぶ。
ヌルデハイボケフシはヌルデフシダニ、ヌルデミミフシはヌルデシロアブラムシ…。▼
(2022.12.28 林)
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(2023.01.08 林)
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(2023.02.11 林)
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ヌルデ(白膠木) ウルシ科ヌルデ(←ウルシ)属
Rhus javanica var. chinensis(Rhus javanica var. roxburghii)
(2023.03.15 林)
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▲ 雄花序 雌花序 今年この場所で咲いた花 ▲
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冬芽・葉痕2022-1 ヌルデ2022 葉2020 冬の葉・虫コブ2020 雌花2017 雄花2017
秋の果実2022 出来はじめの果実2020 ヌルデの果実2018
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ヌルデの冬芽・葉痕を見たことがありません。
とても素敵ですね。
「馬蹄形の葉痕」なのですね。
「柔らかな薄茶の毛に覆われた冬芽」・・・
これらを頭に入れて、もう一度見に行って来ようと思います。
色々見させていただき、どれもこれも興味津々です。
今年も、よろしくお願いいたします。
見どころがいっぱい…と言うより、最初にこのヌルデの葉が面白かったので
葉を撮り、次に花を撮って、果実を撮り…と続けていると
冬芽・葉痕にまで繋がりました。
樹木の一年は、やはりそれぞれの「顔」があって
幾つもの見どころ捜しにはうってつけだと気づかされました。