HAYASHI-NO-KO

南アルプス 仙丈ヶ岳(3033m)

ツユクサ(露草)

2018-07-17 | 夏 青色系












(2018.07.17  明石公園

関東に居た月初に彼の地は梅雨明け。
ところが台風が日本海を通ったことで九州・四国は記録的な豪雨。
その余波でまだまだ居座っている梅雨前線が刺激されて何日も雨が続いている。
午後には立て続けに明石川の氾濫危険があるために
「高齢者は避難準備を…」の緊急メールを受信した。


▲ 上段の花も果実を作りそうだけれど、いずれ花柄の中程から脱落する。▼

(2018.07.05  林

通り雨だったようで少し草むらは濡れていた。
全く役に立たない降り方だから
草は息絶え絶えになりつつある。
降りすぎても困るけれど、降らないのはもっと困る。




▲ 6本あるおしべの内、短い3本の花糸は細く、時に青い。この花はめしべが備わっていない。
ツユクサは花弁3、萼片2。花弁の1枚は萼片と同じで透明。▼


▲ おしべの短い3本の花糸は青いがこの画像では2本しか無い。

(2018.06.27  明石公園

野菜畑の露草。
まだ梅雨は明けないようだけれど、雨は降らないし暑い。


▲ 同じ苞から出た花が二つ一緒に咲くこともあるが上段は不稔。
目立つ花弁の下に透明な萼片が左右に二枚、その間の先がやや尖った透明なものが三枚目の花弁。▼




▲ 二つ一緒に咲くのだが、後の花は果実が出来ないか、作っても直ぐに脱落する。
たまたまなのだろうけれど、いずれにもめしべは備わっている。
下の柱頭には花粉は見えるが、上には花粉は着いていない。▼


▲ 長く突き出た花柄、子房部分が見当たらないのだから、果実は出来ない。
途中の白く括れた部分から上が脱落して、下部分だけが残る。▼

▲ 上段の花には子房部分が見当たらない。右は果実を結んでいるように見える図。▼



▲ 果実を結んでいるように見える上段の花だが、果茎が折れ曲がった辺りからやがて脱落することになる。▼



▲ 四つ目の花が咲いているが、最初に咲いた上段の花の果実(苞の左端に見える)は脱落しているから
果実は3個しか出来ないことになる。▼




▲ 上段の花は、果実を結ぶことが出来ても果茎の途中から脱落している。▼







▲ おしべの内、しっかりと花粉を出しているのは先端の2本と真ん中の1本。▼

▲ おしべの先端、葯には三タイプ、それぞれの役目が語られる。

ツユクサ(露草)
 ツユクサ科ツユクサ属 Commelina communis
(2018.06.24  松江


▲ ツユクサ解剖図


▲ 二段に咲く花の怪。

▲ ツユクサの種子
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マルバツユクサ(丸葉露草) ケツユクサ ツユクサ
トラディスカンティア・パリダ 'プルプレア'(ムラサキオオツユクサ)

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2 コメント

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花弁のこと…脱落する果実のこと… (こいも)
2018-07-10 18:49:12
林の子さん
花被片ではなく花弁のこと・・・
萼のこと・・・
教えていただきありがとうございます。
このツユクサ…忘れられないと思います。
果実を結ぶことが出来ても果茎の途中から脱落してしまうもの・・・
雌しべを備えていないもの・・・
不思議ですね。
まだ見たことがありません。
綺麗な画像でいつも色々教えていただきありがとうございます。
とても良くわかります。
疑問に思うことがすぐに教えていただけるって
この上ない幸せです。本当に感謝いたします。
奥が深い… (林の子)
2018-07-10 20:28:26
時々、ツユクサの話をする事があります。
群れて咲いていると、あっ露草が咲いてる…で終わる花ですが
のんびり出来る時間が午前中にあれば、幾つもの新鮮な?姿が見えます。
それが午後や翌日になるとまた、違った姿になるので
やはりのんびり出来るときが要るのかもしれませんね。
昔、説明図を作っていたのを思い出したのでこのページに貼り付けました。

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