この花はかわいい…と言う人もいる。
見ている分には、雑草だって害草だとは思わないし、毒草だとも思わない。
雑草、害草、毒草の区分けは人が勝手に付けるもの。
花がかわいいからと、花壇に植える人もいる。
名付け親、牧野富太郎博士も植えた後に猛烈な繁殖力に驚いて、ワルナスビ。
花が咲くから実を付けるけれど、増えるのは地下茎。
僅かな根の切れ端が、瞬く間に畑に広がるから、強害草指定されている。
ここは植物園だけれど、誰も気にならない様子で、
まん丸の、縞模様の緑茄子が、やがて薄茶色になって冬。
(2010.10.05 森林)
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そろそろワルナスビの果実がぶら下がり始める頃です。
空き地などではそのまま残って、冬には葉もすっかり枯れ落ちて、
薄茶になった果実だけが残るのでしょうが、大半は刈り取られてしまうようですね。
夢の島だと、空き地には縦横に根が伸ばせるし、地上部分だけを刈り取ってもまた次の年には出て来るでしょうね。
一度、水元公園の枯葉集積場で、信じられないほど広がったワルナスビ畑(?)を見たことがあります。
と思って薄茶色を見てみたらなんだかこの色と実のなり具合は見たことがあるような・・・
夢の島だったかもしれないです。
どんな葉をしていたのかも枯れていたので分かりませんでした。
もしかしたらあそこでは大いに勢力をふるっていたのかもしれません。
地下茎で増えていくのですか?
だったら実がならなくてもまた芽をだせるわけですね。
こちらもTBしていただいてありがとうございました。
なにかのときに自分のページで調べたいときにとても助かります。