見逃してしまう。
花が咲くことを知らなければただの草。
花が咲いていたとしても、気がつくはずも無い。
よしんば気がついてとしても、撮る気はしない。
キクの仲間、秋にも咲くし、秋が終わっても咲き続ける。
もう果実が出来ている。
(2011.11.03 新明町)
☆
ハコベと一緒に広がっている。
野菜畑の隅に、キャベツやハクサイの葉がうずたかく積まれ、
その山の裾に広がっている。
畑の雑草は、そのような場所に似つかわしい。
(2011.11.21 大久保)
オオツメクサ畑の中で広がっている。
(2011.11.27 大久保)
雑草にも花が咲くんですね、と話される方でも、
たぶん、これが花ですか?だろうし、こんな花なんて…、だろう。
それでも、これも花だ。
私はたぶん、この花をこれから先も撮り続けていると思う。
大船でこの花を大騒ぎして撮ったハム次郎さん・ロシナンテさんの記憶が今も鮮明だし、
どうしてもこの花を探し出せなかった…と話して下さったpoutyurakaさんを思い出しながら。
(2011.12.05 新明町)
マメカミツレ(豆カミツレ) キク科マメカミツレ属 Cotula australis
(2011.12.09 北王子町)
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記事中、アンダーラインの部分は、関連画像へのリンクが設定されています。
マメカミツレ、いつも通る何ヶ所かで目にしているもののじっくり撮る時間がなくて
咲いているなぁと通り過ぎてしまいます。
先日夫と五島美術館に紅葉を見に行く途中の
畑の目線よりかなり高い場所で群生しているのを見つけましが撮れなくて残念でした。
いつの間にか草の感じがインプットされていて
すぐ見つかるのですね。
近いうちゆっくり撮りたいなぁと思っています。
幾つかのブログが更新されないままで時間だけが過ぎました。
「更新すること」が、日常雑事の一つであればいいのですが、
半ば義務感のようなものになっている…と、知人が話しています。
マイペースを守り続けると言うことは、ネットの世界でも難しいものだと感じます。
そのことから見れば、granmaさんのスタンスはご自身の範囲から出ることなく、
それでいてお撮りになる範囲・対象は少しずつ変化しているようで羨ましいことです。
その範囲の中に、草の花もずっと含まれたまま…と言うことが、
私には殊の外嬉しいことですし、時折、あの時に…と初期の画像も紐解いたり出来ます。
「草の花」は、どこにでもあるものでしょうから、のんびりと撮れる時に…、そういうものですね。