新池の畔のセンニンソウは殆ど「仙人の髭」にはならなかった。
今年初めて見つけた場所は、散策路からは死角になっている。
ヒラドツツジの上に覆い被さっているのだけれど、刈り込みされているとは思えない。
たぶん今年初めて見つけただけのことで、毎年同じように咲いていたのだろう。
だから今日も迂闊にも通り過ぎてから気がついた。
花が咲いた分だけ、しっかりと髭が伸びていた。
撮りためた画像を見ていて気がついた。
逆光ばかりで撮っていた所為だろう、果実が全て落ちた痕の赤茶色を撮っていない…。
背景の緑は、覆い被さっているヒラドツツジの葉。
時折、髭がきらりと虹色に光るのだけれど、この腕とカメラでは表現できない。
まだセンニンソウの緑色の葉も残っている。
茶色は、新池の畔に植えられているメタセコイアの葉が落ちてきたもの。
意外なほど蜘蛛の巣はかかってはいない。
背景の白はセンニンソウ。
センニンソウの黄葉も何枚か残っている。
横からだと５個１組の果実を撮ることは難しい。
念のために順光で撮ったおく。
やはりこの撮り方が一番「仙人の髭」っぽい。
全体像はなかなか撮りにくい。
センニンソウ（仙人草） キンポウゲ科センニンソウ属 Clematis terniflora
（2015.12.14 須磨離宮公園）
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今年のセンニンソウ 去年の仙人の髭
こちらはたくさんのお花が咲くのですね。
きらきら輝くお髭がい～っぱいで素敵です。
お髭をこのように撮れたなら最高ですね。
いつも見させていただきながらそう思います。
今年は果実は何個付くのかしら？
雌しべの数だけなの？
決まってはいないの？
数は付いても落ちてしまうの？
また?(°_。)?(。_°)?…こんなかんじになりました。
果実が全て落ちた痕…赤っぽいところが可愛くてとても気になりました。
そこから細い紐のようなもので繋がっているらしい・・・
自分の画像でそんなことも見えた気がしたのですが
こちらを見させていただき細い紐が確認できました。
次はそのあたりもしっかり見なければと思いました。
それにしてもこんなに輝いて…お髭は嬉しそうに踊っていますね。
と～っても美しいです💛♡💛
いろんな植栽に絡みついて広がってしまう「雑草」だからでしょうか
花が咲いた後は綺麗に刈り取られている事が多いですね。
それでも素手で蔓を引き抜いたりすると白い樹液が手について被れます。
それを知っている人はやはり刈り取るための準備をしないといけない。
ここではいつから広がったのか知らなかったのですが
やはり平戸躑躅に覆い被さってしまったので明くる年には無くなりました。
花弁に見えるのは萼片、おしべ多数、めしべも4本以上8本まで確認しました。
それでもうまく受粉出来ないものもある様で
果実が出来なかった、或いは粃ばかりが付いて、こぼれ落ちた果柄の先は白っぽく見えると思います。
果実が出来て、それを繋いでいたものが紐状に見えたのでしょうね。
「臍の緒」の役割でしょうか。
何度か見ていると、やはり見ていなかった部分も何となく見えてきますね。