HAYASHI-NO-KO

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ヤブガラシ(藪枯らし)

2018-07-22 | 夏 樹木 果実・葉

花柱が伸び始め、花盤には蜜がいっぱい溢れているけれど
殆ど、というよりもここでは全部が不稔。
二倍体の小葉は3枚(自分の目では確認していないが)…と
呪文のように唱えながら?歩くのだけれど
長い間見たことも無い果実。

今年は須磨で見ることが出来るだろうか。


▲ 訪花昆虫の何と多いことか、今日も危ない蜂を撮っている。▼

(2018.07.21  藤江)


▲ あふれ出そうな花盤の蜜を見ると、茎にある球体はそれが零れた…と感じるだろう。

▲ 昼近くまではしっかり緑の花弁も、おしべも撮れる。
しかし午後になると花盤に蜜が溢れ、「真珠体(真珠腺)」を撮ることになる。▼


▲ 真珠体をよく見ると、球体には細かな毛が見える。
小さな粒の方が毛は密に見えるから、球体も生長しているのだろうか。▼



ヤブガラシ(藪枯らし)
 ブドウ科ヤブガラシ属 Cayratia japonica
(2018.07.17  南王子町)

【参考画像】

▲ ヤブガラシは普通花弁・おしべ4だが、時にはいずれも5
がみつかる。

▲ ヤブガラシの不思議の一つに果実が出来にくい事、これは殆どが三倍体で二倍体が少ないと解説されているので理解出来る。
以下は須磨の見どころ散歩の折に配布した資料。
確かに複雑な事情がヤブガラシにもあるのだろうけれど
果実が出来ない理由の説明がどれほどの人が理解しているのかどうかはわかりはしない。




染色体数が奇数なのだから、不稔だと言うことは理解出来るのだけれど、葉が茂っている場所でも確認出来ると聞いた。
二倍体では普通5枚の小葉が3枚、このことで区別出来ると説明されているのだが、確認していない。


▲ もう一つの不思議、あちこちに残っている水玉。
花盤の蜜が溢れたのではなく、訪花昆虫の排泄物でもなくて、
正体は高湿度などの条件下で起きる溢出現象(溢液現象)
ヤブガラシやノブドウ、ブドウなどに起きやすい生理現象で「真珠体(真珠腺)」と説明されている。
ただ、そのことが何故起きるのか、何の役目をしているのかは詳しくは解明されていない。
この現象に似たことが葉の先端部分に残る水滴として起きている。
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ヤブガラシ アオツヅラフジ ヘクソカズラ エビヅル ノブドウ

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2 コメント

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ヤブガラシ・・・ (こいも)
2018-07-23 18:41:17
林の子さん
花盤に溢れんばかりの綺麗な蜜が光っていますね。
水玉のようなものは「真珠体(真珠腺)」と言うのですね。
蜜とは違ってちょっと白っぽく本当に真珠のようですね。
高湿度などの条件下でできる溢液現象ですか・・・
以前に教えていただきました。
午後の方が真珠体・真珠腺がみられるのですね。
この日は他の目的で朝の早い時間に行きました。
その帰り道でしたのであまり見えなかったのですね。
不思議だった「何だろう」がひとつわかりました。
とっても嬉しいです。
ありがとうございます・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
果実のこと・・・
理解できるかどうかわかりませんが
頑張って勉強してみたいと思います。
美しい画像と一緒に色々なことを教えていただき
本当にありがとうございます。

難しいですが。 (林の子)
2018-07-23 20:14:10
興味のある部分は難しい事でも少しだけ苦労して覚えておかないといけない。
何も今更難しい事覚えなくても、写真撮れればそれで良いのだ…と思えば端折ればいいわけです。
よく観察会などでは、果実が出来ないのは三倍体だから…と説明されます。
だから「三倍体」という言葉だけが一人歩きしているのですが
中身が伴わないときには、『ヤブガラシには果実が出来ないですね…』
それだけにした方が気楽ですね。
難しい言葉を使い回すには、ある程度の理解をした上で…と思います。

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