HAYASHI-NO-KO

常念岳頂上からの穗高

サクラ サトザクラ(イチヨウ・一葉)

2021-04-14 | 春 赤・桃色系

剛の池の南畔から北を見ると遠目に濃い桃色が目に付く。
今までそこに足を運んで撮ることなど無かったから撮りに走った。
今年は少しは静かだろう思っていたのだけれど
剛の池の水面を渡る風の所為で少し遅い桜はやはり格好の物見遊山場所。
いつもの春とさほど変わらない人混み。


▲ 桃色が濃く見える二本が「関山」 奥に「一葉」 ソメイヨシノは白っぽく見える。▲









































(2021.04.07 明石公園)




▲ この画像は『アーコレード』、このページではなく別ページに上げるべきもの。
すぐ横に咲いているから、一緒に撮っていたものが紛れ込んでいるだけだ。▲













サクラ(イチヨウ・一葉)
バラ科サクラ属 Prunus lannesiana cv. Hisakura
(2021.04.09 明石公園)

生殖に不可欠な器官(めしべとおしべ)がある花軸と、その付属器官(萼片と花弁)で構成されている。
その為、めしべやおしべを構成する遺伝子が何らかの事情で欠失した場合には、花弁や葉に変わろうとする。
そのことが八重咲き種を生み出している。
この説明を理論的に解説したものがABCモデルである。

【ABCモデル】
 植物の構成要素のうち、花器官形成の説明に使われる分子遺伝学的モデル
萼片、花弁、雄しべ、雌しべの四つの花器官の出現をA、B、Cの3クラスの遺伝子の組み合わせで解析する。
3つの遺伝子のうち、欠損があれば別の花器官になる(異変が起きる)説明に使われる。
各々の詳細は下図説明通り。
上の雄しべの花弁化は、クラスC遺伝子の欠失であり、萼片と花弁のみの「八重咲き」になる過程…と説明出来る。

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「関山」 「一葉」 「普賢象」 「鬱金」


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2 コメント

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不思議なことが・・・ (こいも)
2021-04-16 17:30:48
林の子さん
こんなにすごいことが起きているとは不思議です。
以前に何度も「あらあら、あなたは花弁になりたかったの?」そんなことを話しかけたことがあります。
この「ABCモデル」を教えていただき
大興奮しております。
因子とか遺伝子とか言葉だけでも知ることができました。
何だかとっても嬉しい気分です。
少しずつおぼえていければと思います。
いつも丁寧に教えていただきましてありがとうございます。
何でも科学的に…は面白みが無いですが。 (林の子)
2021-04-16 17:49:52
植物の世界に「科学」は面白みと言うか、情緒はひとかけらも無いですが
理屈だけでは解決しないからと、言葉遊びのように表現するのは
余り好きではありません。
ですから、理屈を覚えておいた上で、少し柔らかく説明出来れば良いのですが
頭の回転も不足勝ち?なので、取り敢えず理屈だけ覚えてしまっています。
花の要素には、その遺伝子がかかわっているのはみな同じですから。

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