クワクサもエノキグサも、樹木の葉に似ているから…と名付けられた草。
幾つかの草の名前に、異を唱える人も多い。
名付け親の顔が見たい…というほどに、人の名前の様変わりに驚くけれど
みんなが歳を取った頃にはそれが普通の名前になっているのだろうから
あれこれ言うのは差し控えた方が良いのだろう。
たかが花の、それも雑草の名前、覚え無くても良いのだろうし
口にするのが憚られるのなら黙っていれば良い。
改名論者がどれほどの知見を持って居ようとも
広がっている草の名前を変えられるほどの力は無いのだろうから
無駄な言い分は止した方が身のためだろう。
それでも呼びたいのなら自分だけで好きな名前を付けて呼べばよい。
▲ 「編み笠」の中に雌花、果実は三室に分かれる。
▲ 雄花序の上に雌花、時折見かけるが詳しい解説を読んだことは無い。
▲ この雄花序も少し変わっているようだ。
ツンツンと飛び出しているのは、雌花の柱頭ではないだろうか?
そう感じたのだが、よくよく考えるとおしべの花粉が落ちた痕の花糸だろう。
▲ 上に伸びている雄花序からの花粉を下で受ける、
そんな構造を持って居るエノキグサ。
(2017.08.26 藤沢・新林)
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▲ 雄花序の先端部分に見えるのは雌花の柱頭??
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▲ 普通、雌花は3室に分かれるのだが、時に4室のものもある様だ。
エノキグサ(榎草) トウダイグサ科エノキグサ属 Acalypha australis
(2017.08.02 須磨離宮公園)
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去年のエノキグサ