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ハナシュクシャ(ジンジャー・リリー)

2007-10-09 | 秋 黄色系

普通、ジンジャー(Hedychium coronarium)と呼ばれているのは白花
ジンジャー・リリーとも呼ばれたり、時にハナシャクシャと呼ばれたりもする。

ハナシュクシャ、漢字で
花縮砂。
英語のジンジャーはショウガだし、この花の仲間もショウガ科。
しかし似ているのは葉であって、根っこの部分は「生姜」にはならない。
もちろんだがショウガを育ててもこんな花は咲かない。

この黄色は、キバナシュクシャ(黄花縮砂)
学名もHedychium gardnerianumと与えられているし、英名もGarland Lily
ただ、全体名称のようにジンジャーリリーの名前で呼ばれている。


花は下から順に咲き上がってゆく。
花後、下部には蕾のような果実。

幾つかのジンジャー・リリー

Hedychium coronarium





Hedychium coccineum


【覚え書き】複雑な縮砂の構造については文字での説明では理解しにくいが覚え書きからの抜粋。
花被片は外花被3枚、内花被3枚(これが本来の花弁だが紐状に垂れ下がっている)
もう1枚の唇形の花びらは雄しべが花弁化したものと言われている。
長く伸びている1本が稔性のあるおしべで、少し太目の先端部分からめしべの柱頭が突き出す。
おしべの1本は花弁化して唇形、残りもその基部に弁化して残っている。
ショウガ(生姜 Zingiber officinale)やミョウガ(茗荷 Zingiber mioga)とは
同じショウガ科だがハナシュクシャはHedychium属なのでやはり別グループ。
野菜の花でもゴボウの花は見たことはあるけれど、ショウガの花は見たことが無い。

生産農家の方でも殆ど見ることが無い、これが「生姜の花」だそうだ。
(2007.10.04 京都)


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4 コメント

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キバナシュクシャ (こいも)
2017-09-12 00:36:45
林の子さん
なんか分かったような気がしました。
すべて自分で想像したのとは違っていました。
お花は下から上に咲き進み・・・
花後…下部には蕾のような果実ができるのですね。
長く飛び出しているのは雄しべ・・・
葯の先端部分から雌しべの柱頭が出る・・・
ちょっとだけ飛び出しているのが見えますね。
それで良いのでしょうか・・・?
花弁状に見えるのが弁化した雄しべ・・・
ひも状にぶら下がるのが内花被片(本来の花弁)・・・
ありがとうございますm(__)m
良くわかりました~~~すっきりです。ぐっすり眠れそうです。
色々ありがとうございました。。。感謝致します・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
全体名称のようにジンジャーリリーの名前で呼ばれている・・・そうなんですね。
お花の種類も色々ですね。。。
本当にとっても良くわかった気が致します。
何か間違えていましたらまた教えていただきたく
よろしくお願い致します。
もう一度見ることが出来れば…。 (林の子)
2017-09-12 14:02:19
大きな声でお薦めは出来ませんが、やはり実物を一つ手にして、文字の説明と一つ一つ付き合わせるのが早道です。
図鑑などの解説や写真で納得しても、実物を前にすると、ん??となる。
殆どの場合、一枚きりの写真や解説で理解出来るものはそう多くは無いですね。
だからこそ、興味のある部分は手にして初めてなるほど…です。
そうすれば説明の間違いにも、自分の理解の間違いにも気がつくことが多いです。
このジンジャーリリー、掘り起こして見ることが出来れば、食用にしている生姜とは少し違った塊根です。
実物を・・・ (こいも)
2017-09-12 23:09:29
林の子さん
このお花のようにごちゃごちゃのややこしいお花は
初めてのような気がします。
最初は自分のどの画像を見ても
「えぇー何これー?」そんな感じでした。
でもこちらの画像を見せていただきながらですと
不思議ですね~理解できました。
自分の画像だけではあきらめていたかもしれません。
実物を手にすることも時には必要なことなのですね。
今後も見ていきたいと思います。
ジンジャーリリーは食用の生姜とは少し違った塊根なのですね。。。
色々とありがとうございます(´▽`*))))⌒☆



視点が少しでも変われば… (林の子)
2017-09-12 23:52:35
10年近く同じモノばかりを撮っていますと、少しずつ違った見方が出来たりして楽しみが増えました。
あちこち出掛ける事が出来ない時には、身近なモノをじっくり見ているのが気楽ですね。
飽きてしまわないように何かしら違いを見つけて喜んでいます。
園芸趣味を持たないのできれいなものや珍しいものは苦手ですから、安上がりの趣味だと思っています。
野辺の花は一つや二つ摘んでも叱られることはないですから、自分に合ったやり方で少しだけ視点を変えてみるのも良いのかも知れませんね。

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