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タイワンホトトギス(台湾杜鵑草)交雑種

2020-11-14 | 秋 紫色系

ここにはホトトギスとタイワンホトトギス。
だけれど交雑種なのだろう。
忘れられたような場所に咲いている。


▲ ホトトギスの奇妙な構造はトケイソウと似た造りになっている。
花は外花被片3、内花被片(花弁に当たるものでやや幅が狭い)3、おしべ6、めしべ3(柱頭2裂)の典型的な3数性花 ▼

▲ めしべの柱頭はおしべよりも上部にあり、おしべの葯は下向き、これでは受粉の効率は悪い。▼



▲ おしべの花糸は花柱に寄り添り、上部で離れて葯をつける。▼









▲ それでも花期が進むとめしべはおしべに近づくように柱頭が垂れているように見える。
このことから、花には雌性期、雄性期があるとされている。▼








▲ 花被片の基部は膨らみがあり、それぞれが二つに分かれている。▼



▲ 開花したものが多くて苦労?して受粉するのだろうがやはり効率の悪いおしべ・めしべの位置関係故か
結実しているものは少ない(脱落している果実、不稔のものも多い)。▼

タイワンホトトギス(台湾杜鵑草)
ユリ科ホトトギス属 Tricyrtis formosana
 (2020.11.09 須磨離宮公園)


▲ かつて鎌倉で何度も撮った花色。見かけなくなって久しい。▲
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ホトトギス タイワンホトトギス 幾つかのホトトギス 


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2 コメント

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何度見ても・・・ (こいも)
2021-10-17 21:24:43
林の子さん
このお花の造形は何度見ても楽しいです。
こんなに綺麗に撮れたらなお楽しいでしょうね。
お花の一番下の丸みを帯びたところには、何が入っているのでしょうか?
青い果実も美しく、、、そう言えば種子はどんなでしたでしょうか?
見たことないかもしれません。
複雑な構造の花。 (林の子)
2021-10-18 11:08:17
構造は複雑だし、見た目に斑点が多くて好き嫌いの分かれる花ですね。
日本的な…と言う感想を持たれる方も多くて洋風のトケイソウと対比されることも多いのでしょう。
中には、花の構造を知ったところで余り意味が無い…と仰る方も多いのですが
ボタニカルアートを描く同窓の言葉『花の構造や仕組みを知らないでボタニカルアートにはならない』は至言だと思っています。

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