
野菜畑のバジル。
野菜に花を咲かせるのは、そこで育った種子を採るため。
バジルの葉を大事にするには、花芽が出て来た折に摘花する…そうだ。
そうしないと、せっかくの香りが少し失われる。
摘花、摘果は育てる方たちにとっては必要な作業だ。
(2021.07.28 貴崎町)
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不明リストに入っていたけれど、これはバジルの花。
バジルのタネは黒、グルコマンナンを多く含むため、水につけると表面が半透明の白っぽい粘膜に包まれる。
この粘膜で目の中に入ったごみがとれると言うことで、メボウキ(目箒)の和名がつけられているのだけれど
英名バジル(Basil)、イタリア語のバジリコ(Basilico)が普通に使われている。
確かに、ハーブです…などと気取って話す人が、日本語でメボウキです…などとは言うまい。
反対に、ハーブを日本語ではどういうのですかと質問されて答えに窮されたから笑った。
▲ 花を咲かせすぎたらいけないそうだけれど、ここではやはり種子を採る為に数本残されていた。▼
バジル(スイートバジル) シソ科メボウキ属 Ocimum basilicum
(2021.10.08 林)
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▲ 左は果実の頃 右はバジル(シナモンバジル) ▲
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バジル2020 バジルの種子2019 バジル2018
野菜畑のお花には、目的があるのですね。
たまたまお花を見ることができたこいもはラッキーだったかもしれません。
野菜のお花ってとっても素敵ですね。
バジルのお花・・・見させていただきながら、またまた虜になりました。ありがとうございました。
一面に花が咲いている野菜畑は、余り手入れされていないから、収穫量が落ちる…と。
花が咲かないと実が出来ない果樹と違って、草の花が多い野菜畑では
種類によっては種子を確保する時以外は花は咲かせないそうです。
だから何度かお話していると時には数本は残しておいてくれることもあるので
やはり何度か通りすがりに立ち寄ることにしています。
庭の花壇で野菜を作るのとは違いがあるようですね。