HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ルドベキア・ヒルタ アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)

2022-08-21 | 【独り言】

▲ 群れて咲いていると花の咲き進む状態がわかる。▲

「オオキンケイギク」は他の生態系に悪影響があるので

栽培したり譲渡したりはやめましょうのポスターが市内の自治会の掲示板に貼られている。
元はと言えば山を削り団地を造成し、その法面の緑化対策に種子を蒔いた結果だ。
どこにも広がっていたし、草だけではなく道路の延伸の折には似たような対策をとって来た。
だから周辺の土地には今でも当時のままに残っている。
種子があちこちに広がるのは仕方のないことだ。
種を幼木を広げてしまってから慌てる『お役所仕事の典型』だとあざ笑うことも多い。
この花も元をただせば北海道辺りでのさばってしまっているオオハンゴンソウをルーツに持つ。
ここでは猛威を奮っているのでは無い。
しっかりと植栽されている花壇の花だから安心なのだそうだ。
ランタナだって花壇に植えられる世の中だから、ハンゴンソウの仲間だって花壇に咲いていても良いのだろう。
それが自然??なのだろうから、植えられていることに異を唱えても詮無い。
人の都合で植えられて、広がりすぎて邪魔になると引き抜かれて捨てられる。
花壇の花はそれで良いのだろうか?
暫くの間、見た目さえ取り敢えず凌げれば夏が終われば枯れる。

ルドベキア、ヘリオプシス、ヘリアンサス、どこか似ている夏の花


▲ ルドベキア類の開花、上は筒状花部分はまだ開花していない状態。
下は、舌状花部分が広がり、筒状花部分も外側から順に開花。
額にも、葉にも、茎にも剛毛がびっしり。だから「荒毛」 ▼




▲ 筒状花部分は開花が進むと盛り上がった姿になる。▼

▲ この花には「タイガー・アイ」の園芸種名が付けられている。▼

(2022.07.01 明石公園)




(2022.07.02 明石公園)

草丈は余り無い。
それでも群れて咲いていると、繁殖力旺盛なのかと少し気がかりだ。
増えすぎたからとて、野に捨てる人が増えないとも限らない。








(2022.07.17 明石公園)




ルドベキア・ヒルタ(アラゲハンゴンソウ・荒毛反魂草) キク科オオハンゴンソウ属 Rudbeckia hirta 'Tiger Eye'
ハンゴンソウ キク科キオン属 Senecio cannabifolius
(2022.08.21 明石公園)




(2022
.07.01 明石公園)
【ヒマワリ?? ルドベキア・何とか??】として上げていた花の後日談
去年秋に撮って名前がわからない面倒な花?だったけれど、一年経って夏が近づく頃に
ひょんなことからホームセンターでよく売られている商品の中に「1000輪ヒマワリ」なる商品ラベルを見つけた。
【ヘリアンサス サンビリーバブル ブラウン・アイド・ガール jardin ハルディン】
今年の広告では「サンビリーバブルはホントに1,000輪咲くスーパーひまわりでした」の注釈もついているし
実際に咲かせた結果報告のようなものがぶら下がっている。


 
▲ 左は茎にも葉にも剛毛のある ルドベキア・ヒルタ・和名は荒毛反魂草  右はヘリオプシス・ヘリアンソイデス バーニングハーツ Heliopsis helianthoides var. scabra 'Burning Hearts' ▲
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プレイリー・サン2021 北山緑化植物園2017 プレイリー・サン2016 幾つかのルドベキア2015 西脇2015夏
アラゲハンゴンソウ タイガー・アイ2021 エキナセア・2022



2 コメント

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何とたくさんの種類が・・・。 (こいも)
2022-07-17 23:54:02
林の子さん
同じように見えるお花でも、何とたくさんの種類が・・・驚くばかりです。
一つずつ自分の目で見ていけたら良いのですが大変そうです。
色々見させていただきながら、自分で見ることができたものを憶えて行くのが一番良いのでしょうか・・・?
ぼぉ~としておりまして、出逢うことさえ叶わないことの方が多いのですが、出逢いは大切にしたいと思っています。
お花のひとつひとつにも色々な事情もあって大変なことですね。
いつも色々なことを教えていただきありがとうございます。
本当にこの上ない幸せに感謝しております。
見つけたものだけでも。 (林の子)
2022-07-18 10:46:59
花盛りなのかどうかわからないくらいに幾つもの花が咲いている場所では
やはり名札が無いと混乱してしまう…とよく耳にします。
確かに花壇の花は、春から夏にかけてが一番種類も多いのでしょうね。
それを全部覚えるのは無理な話で、時には名札を取り違えたりして
余計に混乱している方をお見掛けします。
やはり一つ二つとご自身の目で納得しながら覚えておかれるのが一番でしょうね。
他の生態系に悪影響を及ぼす…と、幾つもの植物が名指しされているのですが
「園芸種」だから安心です…と幾つかの種類が売られています。
それでもどこかで広がりすぎて他の生態系に悪影響…と言う悪循環に陥らないように
花壇で花を楽しむ方々にはくれぐれも野に捨てないで、と願うばかりです。
ルドベキア、ヘリオプシス、ヘリアンサス、どこか似ている夏の花

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