
晴れたけれど強い冬の風が吹いている。
ナズナとホトケノザが何とか風に吹かれながら揺れている。
(2020.12.25 松江)
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何を今更…だけれどホトケノザの芽生え。
▲ 子葉は無毛、第一葉からは葉表・裏共に有毛 ▼
▲ ホトケノザの花は葉腋に付く。花の付く位置の葉は無柄。花の付かない下部の葉は有柄。
この芽生えの頃の葉がそのまま下部の葉になるから有柄。▼
(2021.01.06 須磨離宮公園)
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花ばかり撮っていると下部の葉には目が行かない。
花の直ぐ下にある葉は、茎を抱くような姿に見えるけれど、葉柄の無い対生。
さすればと下部の葉を見れば長い葉柄のある対生。
ホトケノザ(仏の座) シソ科オドリコソウ属 Lamium amplexicaule
(2021.01.18 明石公園)
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▲ 去年やっと撮ったホトケノザのめしべ(左)と、ヒメオドリコソウのめしべ(右) ▲
▲ 種子に付いている「種沈・エライオソーム」 種子を運んでくれる蟻へのお礼。▲
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今年のホトケノザ ホトケノザのめしべ ヒメオドリコソウのめしべ 閉鎖花 冬 秋 春
と~っても美しい画像で素敵です。
何を今さらどころではありません。
芽生えから見ていくことで色々なことがわかるのですね。
何もかもが新鮮です。今まで何を見ていたのでしょうか?
綺麗なお花はもちろんですが・・・
種子のこと・萼片のこと・雌しべ・エライオソームのこと(種子を運んでくれる蟻へのお礼)・・・
次のチャンスを大切にしてもっと良く見てみたいと思います。
いつもありがとうございます・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
冬になって新しい芽生えを撮ることは少ないかも知れません。
それでも遡って撮ることで見ていなかったこともわかる事があるものですね。
芽ばえの頃の葉は、次々と伸びてゆく上の葉とは違って、長い葉柄がある、それが見えるだけでも良いものです。