せとけんブログ by 瀬戸健一郎

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「獨協大学前」駅への改名

2006-03-01 01:03:17 | 市議会議員として
草加市にある獨協大学が東武伊勢崎線「松原団地」駅の「獨協大学前」駅への改名を求める要望活動を今月スタートすることになりそうです。かつて小田急線の「大根(おおね)」駅が「東海大学前」駅に改名して沿線全体のイメージを向上させたような効果が期待されます。

■獨逸学協会(獨協)の沿革~125年目の春

文明開化期のわが国で、ドイツの文化と学問を学び取る目的のもとに1881(明治14)年、 獨逸学協会(どいつがくきょうかい)を設立、この協会を母体として1883(明治16)年に獨逸学協会学校が開校されました。初代校長は西周(にし・あまね)です。獨逸学協会学校は、5年制の中学に法律・政治の専修科を加えた専門学校で、当時の明治法律学校(現・明治大学)、東京専門学校(現・早稲田大学)、英吉利法律学校(現・中央大学)などと並ぶものでありました。これらがいわゆる「英米法」を教える学校であったのに対して、獨逸学協会学校は「大陸法」を教える唯一の学校でした。すでに学校法人獨協学園は今年、125周年の歴史を迎えたことになります。
※英米法とは条文によらず、判例・慣例を基準とした判例法・慣例法(不成文法主義)の法体系であり、大陸法はすべての条文を整備した制定法(成文法主義)の法体系である。例えば、イギリス憲法は成文化されていないが、ドイツのワイマール憲法や日本国憲法は成文化された法律。アメリカ合衆国の場合は、憲法は成文化されているものの、その他の法律は成文化されておらず、これが英米法とくくられて称される根拠。(ミニ法学講座by瀬戸健一郎~獨協大学法学部卒)
※ワイマール憲法とは、1919年、ワイマールにおいて国民議会が制定したドイツ共和国憲法の通称。国民主権・議会制民主主義の採用のほか、初めて社会権の保障について定め、二〇世紀民主主義憲法の先駆け・典型といわれる。(三省堂「大辞林 第二版」より


■語学の獨協とよばれるわけ・・・

開校当初から設置されていた法律・政治の専修科が廃止された後に、大陸法を伝えた外国語であったドイツ語を教える唯一の中学校として知られるようになり、特に我が国医学界の大先輩を多数養成しました。これが現在、「語学の獨協」と呼ばれる「獨協大学」、「獨協姫路大学」と「獨協医科大学」に受け継がれているのです。

■東京オリンピックの年に松原団地と共に誕生

獨協大学は、1964(昭和39)年、学園創立80周年を機に、当時、日本で初めてシステムキッチンを備えた東洋最大のマンモス団地「松原団地」とともに、この草加市に創立されました。その後年を追って発展を遂げ、2004年、創立40周年を迎えるに至ります。現在では外国語学部、経済学部、法学部の3学部8学科に加え大学院とロースクール(法科大学院)を併設した総合大学として数千名の学生・研究者たちが学んでいます。

■草加松原~歴史を語る松並木

私にとっても獨協大学は愛する母校であり、いつか松原団地駅が獨協大学前駅に改名されたら、光栄だなと考えてきました。しかし松原団地という名称にも、かつて日光街道の宿場町として栄えた歴史の中で、かの松尾芭蕉も歩いたであろう草加市を縦断する日光街道千本松原に由来するものであり、まちの歴史を伝えるために、「草加松原」駅とするのが地元の古くからの住民の皆さまの意見でもありました。もし、「獨協大学前」駅という案に、そんな皆さまがご賛同くださるなら、私にとってこの上もなく光栄なことです。

■獨協大学出身の唯一の市議会議員として

母校出身の唯一の市議会議員である私は、獨協大学がこのような要望活動を考えていることさえ昨日まで知りませんでしたが、母校・獨協大学の至近に居をかまえ、大学周辺の旧家の皆さまを初めとする、大学周辺の地域住民の皆さまに支えられてこの十数年間の政治活動がしてこられたわけです。私からも、住民の皆さまのご理解が得られるように、働きかけをしていこうと思います。また、草加市に対しても協力を呼びかけていこうと思いますし、何よりも、「学生街」を形成することで大学の活力をまちづくりに活かしていくことを来週の代表質疑でも提案していきます。

皆さんの力を、私に貸してください。心からお願いいたします。

瀬戸健一郎
Kenichiro Seto
草加市議会議員
Soka City Council

ブログテーマ:「松原団地」駅を「獨協大学前」駅に改名することについて、学生街、松原団地建て替え事業、都市再生機構、大学のあるまちづくり、草加市、ワイマール憲法、日本国憲法、英米法、大陸法、判例法、慣習法、制定法、成文法主義、不成文法主義、共和制、共和国、共和憲法、ドイツ国憲法、アメリカ合衆国憲法、民主主義憲法

■コメントありがとうございます。

○IZUMIさん

 母校の名前が駅名として地元の人々にも認知されたとしたら、光栄ですね。

○とかげさん

 私も、地元の皆さんの声が一番大切だと思い、このブログ記事を書きました。何も断定的にはお話ししているつもりはありませんが、そのように聞こえてしまったとしたら、申し訳ありません。当然、反対意見もあるでしょう。ゆっくりと慎重に住民合意が形成されるものかどうか、私も注目していきます。ご意見ありがとうございました。

○平民さん

 反対意見をありがとうございます。mixiの方でも述べましたが、獨協大学が今回の要望活動を展開していくなかで、やはり地元の市民から反発を招くようであれば、私は時期尚早、駅名の改名は不可能だと思っています。
 IZUMIさんが述べているように、私もOBとして、もし市民合意が「獨協大学前」駅への改名を支持してくれるようになったとしたら、光栄なことだとは思っています。
 私が市議会議員として、もしくは草加市がこの問題に積極的に関わることは現段階では控えようと思います。現状は、大学が鉄道側に要望書を手渡した。この大学が投じた一石がどのような波紋を今後、広げていくことになるか、私はより多くの人々との直接対話を通じて、みんなの意見の大勢がどのようなものか、どのように変化していくか、慎重に見極めていくこととします。
 町名変更ならば、住民投票もあり得るでしょうが、鉄道の駅名はやはり最終的に鉄道事業者が決定することなのでしょう。しかし、この辺についても、民意が反映されるために、何が可能か、調べておこうと考えています。

○これまでの感想

 獨協大学前駅への改名という問題がとても皆さんの関心を集めつつあることを一層深く実感することができています。そして、獨協大学の存在そのものに対する苦々しいものを心にお持ちの方が多いことに驚きを感じています。いかに獨協大学が地元に愛される存在でありえていないかということには悲しみを覚えます。
 地方都市の中には大学を誘致することを市政の重要課題に挙げて努力してきた実例が複数存在しているのに、草加市において獨協大学がそのように求められる存在になっていないとしたら、このことは重要な課題。
 獨協大学側にも草加市に受け入れられ、存続を求められ、支持されるような努力が今後、さらに必要なのかもしれません。
 さて、地域に大学があってもいいと思えるような、獨協大学が草加市民に受け入れられ、愛されるような、大学の存在意義というのはどういうことだと思いますか?是非、その点についてのご意見も教えてください。
 大学とまちのうるわしい関係が創れるように、このことには積極的にこれからも関わっていきます。
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76 コメント

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:「松原団地」駅を「獨協大学前」駅に改名することについて (Izumi)
2006-03-01 04:36:14
地球の反対側から、時々ブログにおじゃましてます。

標題の件、同じく獨協大学出身で青春時代の一部を松原団地を歩いて過ごした私にとっても、感慨深いものがあります。恥ずかしながら宿場町としての歴史を今まで知りませんでしたが、「草加松原」駅という名前も趣があって良いなぁと思いました。歴史はその時代にそこに住む人たちよって積み重ねられてゆくもの。これだけの年月を経て、獨協大学の名前が住む人たちに支持されるまでになっているなら、かつて地元にお世話になった卒業生としても嬉しい限りです。
小田急線の場合 (とかげ)
2006-03-19 18:57:00
「小田急線批評 - ここ数年の駅名変更」



↑このキーワードで検索して出てくるページには、「東海大学前」への改名は不評だったと書いてありますよ。



やはり地元住民を尊重すべきでは?

個人的には私立大学の名前が駅名になることには反対ですね
松原団地駅改名について (平民)
2006-03-19 20:39:27
はじめまして。

mixiで記事がありそこから来ました。



一市民としてこの意見にはとても反対です。



獨協大学の学生は賛成かもしれませんが、この「松原」という素晴らしい地名が好きで、独協とは無関係な人達にとっては、この名前変更の案は「何を馬鹿な」という風にしか感じられません。



あの駅を使うのは独協の学生だけではありません。

今、意見を聞いたところ、親と兄弟は反対意見だそうです。



駅名を変更するのであれば、地元住民にも意見を取ってください。

そして、その大多数が賛成ならばもう文句は言いませんが、そうで無いならば、考え直していただきたいです。
改名反対 (k)
2006-03-26 07:30:16
獨協?カンベンして欲しいです。

松原の名前を残しましょうよ。



<日本の道100選>にも選ばれている旧日光街道。

松原のネーミングが獨協負けるとは思えません。

嫌!! (すう)
2006-03-26 11:19:11
いきなり失礼します。

わたしも絶対嫌です。

確かに松原団地駅を知らない人に話すときに獨協大があるとこだよとは言いますが、獨協大だけがうちの駅の全てではないはずです。

他の地域から来ている人もいる獨協大を前面に押し出すより、昔から団地に愛着を持って住んでいる人達のほうを大事にしてほしいと思います。
私は賛成 (獨協生)
2006-03-27 01:25:55
獨協も東京近郊の人に知ってもらえますからね。

でも松原団地駅っていうのも好きですよ(^-^)

地域活性化、目指したいですね!!
駅改名について (草加市民)
2006-04-03 17:11:06
私は草加市民の主婦です。今私は松原団地に在住しておりますが町には団地しかないようなイメージで正直以前から変えてほしいと思っていました。確かに松原団地は昔からあります。しかしながら他の地域の者にとっては古いイメージのように感じる者も多いです。草加市のイメージをはかる為にも、やはり改名したほうがいいと私は思います。獨協大学前、若しくは松原獨協大前などと松原の地名を残しイメージを計るのも良いと思います。
改名意見 (Unknown)
2006-04-04 11:59:16
はじめまして。僕は高校2年で今年17才になる男子学生です。団地の近くで家族五人で一軒家に暮らしています。突然ですけど僕は駅の名前を変えてほしいです。獨協大学前と言う名前にすることで町の印象もかなり良い感じになると思います。東京の高校に通っているのですが友達からは駅名がカッコ悪いなど言われます。松原の地名はかなり昔からあったのは知ってますが、僕は獨協大学前に賛成です。その他に、前ある主婦の方が書いてあったのですが、松原の名前を残してほしい人が多いようなので松原獨協大前って考えもいいと思いますね。
改名大反対 (騙されません)
2006-05-24 00:44:42
独協大学側が獨協大学前という駅名にする為、もっともらしい理由をつけて変更しようとしていますが、真の目的は宣伝であり、充分浸透している松原団地という駅名を今さら変更する必要はないです。

名称を変更するだけでも各駅の看板取替えや表示板、発券機の変更作業などで莫大な費用がかかります。そのツケは結局、運賃の値上げと言う形で私たちにまわってきます。

この行為によって潤うのは独協大学の関係者だけで大多数の利用客にとっては何のメリットもありません。

一大学の売名行為により変更する必要は全くなく、もし変更するのであれば東武線沿線の利用客、いえ埼玉県民全体の同意を得る必要があるのではないでしょうか。鉄道は国民全ての為にあるのですから。

宣伝方法は他にいくらでもあるはずです。ただでさえ、大学は多額の助成金を受けていて民間企業に比べ、ぬるま湯に浸かっているというのに東武鉄道を利用し、我田引水を図る手法が狡猾で図々しい。

あなた方が全財産を手放しあらゆる変更にかかる費用を全て負担すると言うのならまだ一行の余地があると思いますが。
改名の件 (ゆびー)
2006-11-13 23:50:20
個人的には反対です。
松原団地という駅名が小さい頃から馴染んでいましたし、好きでしたので、改名には反対です。

また、独協はちょっとイメージ悪いです。
学生が夜まで五月蝿いし、飲み屋でもおふざけが過ぎる奴らもいて、迷惑しています。

もちろんそういう方々は一部かとは思いますが、獨協大学に関わりの無い自分としては、そういったマイナス情報しかないので、賛成はできかねる状態です。


自分は草加市在住の6人家族で、その家族6人全員が反対でしたので代表して意見を書かせて頂きました。

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