Off the Beaten Track

愛犬ニコルとオプション日記

週末考071202

2007-12-02 14:52:28 | 週末考



毎週末、私が成績の悪い4人のトレーダー役となり
チャートを読みます。

<Ken の基本投資スタイル>
優良割安株の長期買い保ち、吹き値売り
単純なオプション売買、mini先ヘッジ付き

<チキンの読み>
NYDJI:13,600あたりから再び下降か
ナスダック:2,600台揉み合い
WTI:80代半ばまで下降し揉み合い
DAX(独):8,000前後から再び下
日経225(ドル):144から下押しが入る
<チキンの作戦>
どの市場でも一旦利食い売り

<マッドの読み>
上海:5,200までの戻りはあっても最後は下
インド:19,000台揉み合い、上放れの可能性あり
ユーロ(円):160切り再挑戦
裁定買い残合計:3兆2千億円で踊り場入り
<マッドの作戦>
様子見

<下っ端の読み>
日経225:15,800から15,300の揉み合い
東証2部単純平均:底打ち確認となるか
債権先物:137揉み合い継続
<下っ端の作戦>
株はオシ待ち、債権利食い売り

<老いぼれの読み>
東証1部単純平均:底確認、オシはあっても上
信用評価損率:19.4これが底、反転上昇
月齢:12月10日新月、12月24日満月
<老いぼれの作戦>
押したら買い


<Ken の週間相場観>
15,300ぐらいまで押して再び上
IV低下

<Ken の今週の作戦>
株は忘れてホールド
near OTM call 売りを処分

<前週の反省>
15,200ぐらいまでのアヤ戻りから再び下
IVなお低下
→外れ。ボックス下限から勢いよく上昇に転じ、
IVも踏み上げで上昇しました。


<キャラクター紹介>
チキン(ヘッジファンドの落ちこぼれトレーダー)
日経225への影響力3割
米国株を証拠金とし3ヶ月スパンでWTI、ユーロ圏、
日経225に投資
トレンドは作りに行くんだ、と上司に怒鳴られるが
チキンですぐに資金を引き揚げてしまう
5月と11月には一旦決算上の締めがある

マッド(欧州系ファンドの日本アジア担当)
日経225への影響力3割
オイルマネーを運用し日本アジアの先物をトレード。
天井圏での踏み上げ、下落時の叩き込みなどの
オーバーシュートの演出に腐心する。
裁定業者に潤沢な資金を提供し、
踏み上げ暴騰で先物>現物の順鞘を助長して
裁定買いを助け、
暴落叩き込みで先物<現物の逆鞘を作りで
裁定解消を促す。

下っ端(稟議書通りにしか動けない下っ端機関投資家)
日経225への影響力2割
日経225、東証2部、債権のいずれかに
6ヶ月投資を迫られる
順張りで運用成績かろうじてプラスで
胃薬を飲みながらガマン
9月中間決算、3月決算で何とか数字をお化粧する

老いぼれ(酒田罫線読み低位株狙いの老相場師)
日経225への影響力2割
東証1部単純平均と信用評価損率、月齢だのみの商い
初オシ買い、二番天井売りの徹底逆張り投資
多くの損切りを大相場1回で取り戻す、つもり