ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

今日も巨悪の高笑い!

2008-07-05 18:14:48 | 犬たち
思いっきり腹の立つ話と、底抜けに腹の立つ話をご紹介します。
腹が立ち過ぎてスッキリ・サッパリ怒りを吹き飛ばして、梅雨の末期の蒸暑さを乗り切ります。

まず、思いっきり腹の立つ話。
今世界的な不況の波が押し寄せています。この不況の始まりは原油の高騰でした。中国やインドなどの巨大国が急速な経済発展により、大量の石油が必要となったことも原因のひとつです。
これ以上に、これまでは世界の巨大資産の多くはアメリカの証券市場に流れていたのですが、サブプライムローン崩壊での証券市場の落ち込みにより、それらの資金が一斉に証言市場から商品市場に流れ込み、原油商品や食料関連商品の価格が高騰したのが原因なのです。
それにより石油はもとより食料・生活物資など多岐にわたり値上げラッシュと食料不足がはじまり、その物価高により世界が急速に不況に向かっているのです。
物価高による景気の悪化はまだ許されるとしても、開発途上国に供給する食料が枯渇し、多くの子供たちが餓死の危機に瀕しているのです。
一方で巨万の富が転がり込んだ一握りの大金持ちには、法律違反には当たらないのため、潤った資金で再投機を加速しているのです。
これって思いっきり腹が立ちませんか(怒)!

底抜けに腹の立つ話
ブッシュ大統領がイラク戦争に踏み切った最大の理由は、CIAの報告からのイラクの大量破壊兵器の存在情報と、同時多発テロのようにイラクがそれらを使ってたたちに攻撃する恐怖からでした。大量破壊兵器とは核兵器や細菌や毒ガスなどの化学兵器をいい、もし万一使われたら世界が大変なことになるため、戦争は致し方ないこととの合意が世界の主要国を走りました。
しかし誇りある一国を焦土と化し、多くの死者を出した戦争が終結してわかった驚愕の事実は、大量破壊兵器など元からないことでした。
もし最初からイラクに大量破壊兵器などないことが発表されていたら、100%戦争など起こりえなかったのです。
一方この戦争で兵器を提供した米国の巨大軍需企業は、ブッシュ大統領のスポンサーであり、彼が大統領になれたのもその企業からの潤沢なる政治資金によるものでした。
ご存知のように兵器とは戦争がなければ在庫の山に過ぎません。戦争とは惜しげもなく高額な兵器を消耗する場であり、再生産の場、軍需産業は戦争こそ大儲けの場そのものなのです。
ここからは推理の世界ですが・・・
ブッシュとその一派は最初からイラクには大量破壊兵器などないのを知りながらも、いかにも大量破壊兵器があるかのごとくウソで固めて創り上げ、正義の御旗を揚げて戦争を仕掛けたとしたら・・・
これは私の推理ではありません。多くの識者はこの悪夢の戦略こそ事実だと言っています。

もし事実なら(事実ですが)これって底抜けに腹の立つ話だと思いませんか(怒)!