ノー天気画家の本音生活 

これが私の生き方などとヤセ我慢するよりも、今日の風に流されましょう!

金銭的負担を軽くして、気軽に絵をはじめませんか!

2008-03-01 18:20:25 | 犬たち


HP「100円ショップでそろえた画材でここまで描ける」での2作目が上のワカサギの絵です。安い画材でもけっこう描けるでしょ。
この企画で2枚の絵を描いた結果から言えば、100円ショップで買った7点の画材 ポールペン・カーボン紙・パレット・筆・テープの5点はなんら問題はなく、画用紙もちょっと薄いのが気にはなりますが、充分使えます。
問題は絵具です。描くことは描けますが、色といい硬さといいちょっと問題です。あなたが画材をそろえるとしたら、絵具だけはもうちょっとレベルアップしたものをお薦めしますが、私はこの企画では100円ショップの絵具で通しますが。

 この「100円ショップ・・・」企画は、ひとりでも多くの方が絵を始めることを期待して企画しました。
そのポイントを想定すると ①初心者でも最初からそれなりに上手な絵が描けること。そしてもうひとつは ②初期投資、つまり最初に用意する金銭面を軽くすることでした。
① はトレース水彩画で写真をトレース(なぞる)ことによりデッサンの壁を越える方法を提示しています。
今回のシリーズの中で、それだけではなく。初心者向けの描き方の注意点やポイントも分かりやすくご説明していきます。
このシリーズにあわせて「トレース水彩画・最初の一歩からのドリル」を参考にしていただければ幸いです。
② は今回の企画の主旨となるものです。この企画での絵の画材は7点・735円です。それは1食分の金額相当ですべてそろいます。躊躇し悩むほどの金額ではありませんので肩に力を入れず気軽に始められ、、上達するにつれてワンランク上の画材を少しずつそろえていけばいいのです。

私の体験からいえば、絵を描き始めたのは50歳の頃でした。美術学校を卒業したとはいえ、ずっと絵とは無関係な仕事を歴任し、それまでは絵を描きたいとは考えてもいませんでした。
絵を描くきっかけは、水彩絵具セットをいただいたのが動機でした。使わなければもったいないという貧乏性がそうさせたのだと思います。動機は経済的な理由がとても大切だと自分の体験から思ったのです。
私は「超」がつくくらいの飽き性です。熱しやすく冷めやすい性格でしたので、他の趣味同様、絵もすぐ止めるだろうと思っていましたが、描き進むほどに絵の深さと広さを知るようになり、だんだん熱中していきました。そしてその熱中が現在も続いています。自分で言うのもなんですが、それは素晴らしいことです!。

ひとりでも多くの方が絵を描く楽しさを知ってほしいと思いながらこの企画を進めています。そうして熱中仲間が増えることを夢見て・・・。