Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

19世紀ギター、表板完成。

2015-04-29 22:46:55 | 日記


今日もいい天気でした。
気温はだいぶ上がって、暑い一日。

作業は19世紀ギターのブレイシング製作から始めました。
材を切り出して、平面と直線を出しながら厚さも調整して行きます。
でき上がったブレイシング材です。


ブレイシングの接着前に、表板にはサウンドホールをあけていきました。


準備ができた所で、表板にブレイシング位置をマークして接着して行きます。
クランプ中です。


乾燥待ちの間に、目止めしてあったウクレレの作業に移りました。
全体を軽くサンディングして、目の止まり具合を確認。
もう一回、目止めする予定でしたが、だいたい目標まで止まっていたので、そのまま、下地を整えました。
表板側です。


こちらは裏板側。


ウクレレは、この後、セラックフレンチポリッシュに入りますが、ここでまたギターに移りました。
接着したブレイシングの整形です。
整形中です。


今日で表板は完成。

明日は、裏板の削りだしを予定しています。

写真は完成した表板です。