今日は電車でまだ行ったことのないLeidenに行って来ました。
Amsterdamから約40分。あっという間です。
近代的な駅舎をくぐり抜け、まず向かった先は市立風車博物館De Valk。
風車の内部に入るのは実に久しぶり…って、多分、去年初めて入ったとき以来では!?
1階は普通に居住空間です。もちろん、広くはないですけど。
上層階は風車小屋になっています。天気が良くて気持ちが良い!
たくさんの歯車が噛み合っています。
風による恩恵を、こうして動力に変えていったのですね。
土地が平坦で川の流れが非常に緩やかなオランダでは水車が使えません。
そんなことも、オランダに風車が広まった理由の一つみたいです。
Leidenは、オランダを代表する画家、レンブラント生誕の地でもあります。
でも、生誕の地はこんなもんです。
さて、次に訪れたのはLeidenに来たからにゃあ
絶対に行きたかった場所、シーボルトハウスです。
すんごく日本語が通じるところ。嬉しいw
館内に展示されているコレクションの数々は、
シーボルトが医療行為の報酬として長崎の人々からいただいたものだとか。
また、シーボルトが収集した日本の植物や動物の標本も多数。
下手な日本の博物館よりよっぽど素晴らしいコレクションだなと思いました。
でも、冷や汗ものの経験も。
オランダ人に「あなたは日本人?」と訪ねられ、そうだと答えると
矢継ぎ早に次から次へと日本におけるシーボルト観について質問を浴びせかけられました。
いやー、やっぱり歴史認識はきちんともっておかないとダメです。
自分は大学でも日本史を専攻してましたがタジタジでした。(言葉の問題もありますが。)
ショップには村上春樹の著書(オランダ語版)がずらり。さすがです。
帰り際、風車の横にぽっこりとお月様が出ていました。
同じ月を見ている。月を見るといつも名作漫画のタイトルを思い出します。