渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

血の日曜日(1972)

2011年11月23日 | 映画・ドラマ・コミック

Bloody Sunday 2002 ENG


涙なくしては見られない。

大画面は
こちら

公民権を求める非武装の北アイルランドの群衆を殺しまくるイギリス兵。
死亡14名(7名が10代)、負傷13名。
死亡者のうち5名は背後から射殺された。
これは1972年1月30日に北アイルランドのデリー市で起きた。
昨年2010年6月15日、英キャメロン首相は英国政府として
初めてイギリスの非を認め謝罪した。

血の日曜日事件(Wikipedia)


子連れ狼名シーン

2011年11月17日 | 映画・ドラマ・コミック

子連れ狼名シーン! 怒りの拝一刀

公儀介錯人拝一刀が刺客道に入った理由が分かる回。

「おのれ、柳生~!」

てなこと言って、実は萬屋錦之介先生は他の映画やドラマ作品では
柳生但馬の役がハマリ役だったりする(笑)

この人が凄かったのは、この『子連れ狼』で同田貫(原作では胴太貫
という架空の刀工)の刀にハマり、大量に収集していたこと。
かなり昔の正月特番の番組で所蔵刀を紹介していたが、「これ300本目
あたり」と新たに入手した同田貫を嬉しそうに紹介していた。
どうせなら同田貫博物館を作ってほしかった(笑)
同一刀工同一系列収集でこれほど個人で日本刀を集めた人は
そういないのではないだろうか。

動画にもあるけれど、拝一刀が刀の柄を両手をつけて握っているが、
これは柄折れを防ぐための据え物斬りの手法で、刀の茎(なかご)が
通っている部分を握って柄木折れを防いでいる。茎が短い刀や一般的
な茎の長さの刀はこう握らないと柄木が折れることがある。だから
武用専一刀は柄の端まで茎が届くように長い茎仕立てとなっている。
しかし、大多数の日本刀は茎が短く、柄の端まで通っていない。
これは右手の片手斬りの際にはまったく問題はない。
この据え物斬り刀法の両手揃えの握りを日本の時代劇で初めて表現
したのは萬屋錦之介先生だったと思う。

なお、原作『子連れ狼』の第一部以降、作画の小島剛夕は亡くなったが、
その後続編が連載された。
これは、拝一刀が生まれる数十年前に死んだ東郷重位が大五郎と旅をする
というまったく時代背景を無視するにも程がある噴飯物なのだが、その作品の
中で東郷は同田貫を捨てて新たに刀屋で同じ肥後の延寿国清を購う。
続編の新作『子連れ狼』はあまりにも突拍子もないストーリー展開で、
オカルト漫画化してしまったのだが、人気はまったく出ていない。
子連れ狼といえば胴太貫であるのだが(続編では「同田貫」)、それを捨てて
新たな刀を手に入れる。
続編にはこのような奇をてらう展開が随所に見られ、それも陳腐な味付けで
薄っぺらだ。
劇画がまったく人気が出ないように、延寿国清もドウタヌキのように人気が
出る兆しはまったくない(苦笑)

しかし、第一作目と同じ原作者だとはとても思えない続編。
やはり、一作目で完結させておくべきではなかったろうか。
うらぶれてぶざまなみにくい小野小町など誰も見たくはない。

子連れ狼(Wikipedia)

こちらに面白い子連れ狼の時代設定の考察がある。

「子連れ狼」はいつの時代の話なのか?

拝一刀と柳生烈堂の最期の対決が1702年の元禄15年7月24日だ。
サイト内での指摘にあるように、もろに赤穂浪士討ち入りの年と重なって
しまう。
しかし、浪士討ち入りは12月なので、その年の夏に子連れ大事件が
あったと想定すれば不自然はない(そうか?)。
『子連れ狼』の第一作目も作話中で出てくる登場人物が現実と
時代が合わない場面もあったが、それはごくわずかだった。
ところが今年10月から連載が再再開された続編はもう無茶苦茶
すぎて読むのがきつい(苦笑)
完全に雑誌ムーの世界みたいな感じっす。


映画『ハラがコレなんで』

2011年11月08日 | 映画・ドラマ・コミック



この映画、絶対に映画館に観に行く。池袋か新宿で。

映画「ハラがコレなんで」公式サイト(予告編あり)



HRC市販レースマシンNSF250R 開発者インタビュー

2011年11月03日 | バイク・車

HRC市販レースマシンNSF250R 開発者インタビュー TRACTIONS MOVIE19


HONDA NSF250とCBR250Rホワイトベース車両

やった!ホンダ!(情報古くてすみません)
CBR250Rは実際販売されたのはちょっとガッカリ物だったけど。

CBRでなくこのレーサーに保安部品つけた公道用市販車を作ってくれ~~~(´0`)
かつてのNSR250Rのようなコンセプトで。

もう4ストでもいいよ(ホンマかいな>俺)

レースでも最後の2スト125ccがなくなるのは時間の問題。というか来年。

しかし、よさそうな4ストレーサー作ったなぁ。
でも2スト125ccのトータルスペックが4ストだと250ccなんだよなぁ。
動画の説明でも「RS125(2スト)に匹敵する云々」と奥歯に物が詰まった
ような感じで言ってるし、RS125までの動力性能はないのだろう。
やっぱ2ストレーサーが最高。

2スト250でホンダがヤマハの牙城を崩して世界を制覇した85年式RS250WR。
天才フレディ・スペンサーが駆り、250ccと最高峰500ccのダブルタイトルを
獲得した。この心臓を見ているだけでしびれる。


こちらRS250RWワークスエンジン90年型。
この当時のホンダの性能は突き抜けていた。
4スト主体のメーカーがヤマハを攻め落とすためだけに
9年の歳月をかけて不動の天下を築いた。この2年後に
2ストメーカーの意地をかけてヤマハの巻き返しが始まる。


でも、低迷しているライディングスポーツの裾野を再掘起としては
今年発表のレーサーNSF4ストはよくできたバイクぽい。
ホンダだね、このあたりが。
でも車両代の175万円だけでレースができると思ったら大間違いだよ。
1年の活動でこれにあと最低で5~600万円は要る。金はかければいくら
でもかかる。マシン代入れて最低800万円用意できないと国内GPクラスの
レースフル参戦はできない。これが毎年かかる。あははは~。4年レース
やったら家建つがな。
動画では「2ストと比べてもかかる費用が遜色ない」とホンダは言ってるが、
つまり4ストの方が金はかかるということ。部品が多いしね。2ストはプラモ
みたいなエンジンだから。それでも2ストでさえ上記の費用が必要。
さらにレースは絶対一人ではできないから。いろいろ大変だよね。
ちなみにワークスマシンはすべてワンオフみたいな造りなので、250cc1台で
開発費入れて3億円くらいのお値段と言われていた(1985年当時)。

え?今年のNSFの動画見ると、「進化の余地を残す素材としてのエンジン」?
また走る実験室かいな・・・(´ー`)
初年度のレーサーRS250みたいにトンデモマシンだったらいやだなぁ。
初年度のあれは「RSユーザーの方は十分走行に注意してください」
なんて富士スピードウェイで場内放送されてたもんなぁ。
実際にあちこちのコーナーでぶっ飛んでた。市販車では87NSRが
筑波最終などでもチャタリングがよく起きたけど、85年あたりのRS250
レーサーはひどかったみたい。おらヤマハのTZだからよく知らないけど。
それが2年後に清水選手が乗った時は無敵だものね。ホンダさんは開発力
が凄いよ。
でも、ホンダの初期ロットはねぇ・・・レーサーだろうが市販車だろうが
ちょっとちょいとなんだよなぁ。
それでもホンダはフィードバックと開発力が凄いから、今年発表のNSF250も
数年後には完成された車になるかもね。市販車で言えば88NSR250R
のように。(なんだかんだ言っても市販車NSRは最終型が一番熟成されて
いるが、総合点での完成度が高いのは90~92年型だ)

しかし、このNSF250の公道仕様が欲しいぞぉ~。

あら?
2スト125ccレーサーを相手に、デビュー戦でいきなり表彰台ゲット
しちゃった。
この4スト、そこそこ走るのかしらね。
NSF250R DEBUT RACE


それにしても、観客席ガラガラ・・・。冬の平日のスポーツ走行みたい。
震災の影響もあるから動員数減少はしかたないけど。
ただ、それとは別にロードレースの観客自体が激減している現象はある。
今年の鈴鹿8時間耐久でさえ「7万人の大観衆!」なんてアナウンサーが
言ってたけど、1980年代は15~18万人位の人が観戦してたんだから、
もう何と言うか・・・。アナウンサーも20歳代なんだろな。
「7万人の大観衆!」とテレビで聴いた瞬間、かみさん(元バイク乗り)と目を合わ
せた。一瞬二人とも会話が途切れた。世の中変わったよ。
野郎どもがほとんどバイク乗らない世の中になっちゃったから、しかたないけどな。
バイクも乗らない、車にも興味ない、タバコも吸わない、酒も飲まない、彼女もいない。
歩くのも嫌、走るのも嫌だし走れない。野球ボールも投げられない。総体的に学力は
著しく低下。
中学の剣道部なんて軒並み廃部らしいよ。臭いし痛いし疲れるから流行らないん
だってさ。
普段何やってんだろ今の人。
バイクも、熱いし、寒いし、疲れるし、汚れるし、危ないから乗らないのだろうね。


市販レーサー ホンダNSF250R(2012年モデル)
乾燥重量84kg
最高出力約48.3ps(35kw)
タンク容量11リットル

2スト公道市販車がライトチューンで60ps近くあるのだから、どうしても
パワー的には同排気量としたらNSFは非力だ。4ストマルチ250市販車の
チューンドエンジンにも及ばない。
しかし2ストと4ストを同じ排気量で比較することはできない。パワー差が
ありすぎるからだ。
だが、よくこの軽さにまとめたと思う。
レーシングライダー向けの一般販売は12月だ。
MOTO3(2ストは125cc)クラスのレギュレーションが他のクラスと同じ
ようにすべて4ストになったら、先行開発の有利さはあるだろう。ホンダは
そのあたりまで見越しているだろう。
それにね、全日本第三戦に投入したプロトタイプは準ワークスマシンだから、
カリンカリンにフルチューニングされている筈だよ。多分、12月発売の
市販レーサーとはかなり違うと思う。パワーもかなり出てるんじゃないのかなぁ。
「2スト125よりもパワーも出ている」と動画の説明でも言ってるし。
3位以内に入賞というのは、ホンダワークスの意地をかけて「パワーのホンダ」
の丸秘いじりをやってると思われる。
「素材としてのエンジン」という言い回しがひっかかる。市販車88年NSRが
いきなりリミッター外すだけで60ps出ていた(メーカー公称値45ps)ように、
この車もかなりパワーを出せるエンジンのような気がする。48.3psはあくまで
公称で市販車段階。実はこのエンジン、いじり倒すととんでもないのに化ける
のではないだろうか。