渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ハマチの季節

2020年10月26日 | open

さあ!ブリブリッとハマチってる季節が
やってまいりました。

ブリは出世魚で名前が各地や成長度合い
で沢山ある。
ブリ君は日本固有の魚です。英名はジャパ
ニーズ・アンバージャックという。

さて関東では体調40センチ前後のブリの
ことをハマチとは呼びません。関東には
ハマチという単語が無い。イナダです。
ところが寿司屋の七不思議。
特に東京の寿司屋ね。
東京の寿司屋の寿司ネタにはハマチがある。


こいつぁ、考えたら意味不明だ。

昔の実話。
日本語が話せないオーストラリア人弁護士
の女性が職場に入った。
日本では弁護士業務はできないが、国際
法規関連での調査、執務を担当する。
職員みんなで歓迎会やろうってんで、
銀座の寿司屋に連れて行った。
女性は大喜びで参加した。
そこで出てきた大皿の寿司ネタを指して
その女性は「これはなんですか?」と問う。
おいらは「いくら」と答えた。
「オウ!イクラ!」と弁護士さんは言う。
周囲の女性陣が「えー!なんで嘘言うの
よ!ハマチじゃない!」と言う。
おいらは言った。
「だから、いくら?だろ。ハゥマッチ、
なんちゃって〜」

ワサビ鼻に突っ込まれそうだった。
女は好かんちゃね。冗談通じなくて。
全然おいらこたえず、「この書面のサイズ
はA4でいいのですか?」て訊かれたら、
「ええよ〜ん」とか答えてたけどさ。
でもおいらは、後輩の男のようにプリント
アウトの時「ズリ出し。ひゃははは」てな
ヒンゲーなネタは言わなかった。

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