映画『サボタージュ』(2014)のラスト
シーンは何とも西部劇だった。
しかし、超絶ウルトラ駄作のセガールの
『沈黙のアフガン』(2016)に比べて、
この出来映えの良さはどうだ。
物語は進む中で二転三転して謎が深まる
が、すべての謎はラストに明らかになる。
この映画、流血シーンがあまりにも多出
するのと、着弾と刃物での損傷、交通
事故での人体グチャグチャ状態がリアル
に描かれ過ぎているのでR15指定なのだ
ろう。
まるでスプラッター映画のように、血が
飛び、肉塊がえぐれまくり、頭蓋骨が
吹っ飛び、人体が物体になる様がこれ
でもかという程に出てくる。殺害されて
湖に沈められた腐乱死体もリアルだ。
デートなどでは間違っても観に行けない
映画だろう。
「シュワちゃんの新作だ~」などと、
2014年当時に劇場に観に行ったカップル
はウゲゲのゲーッとなったのではなか
ろうか。
ポテチー食いながら観る映画ではない。
全身が赤黒くなった皮膚の無い死体の
横でレーション食ってた者とかは何
ともないだろうが。