渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

アメリカンクラッカー

2022年08月10日 | open


1970年大阪万博の翌年71年の春
に発売。
とてつもなく爆発的にヒットした。
横浜では。
私たちの周辺ではカチカチと呼
んでいた。まだ寒い小4の終わり
に登場。
しかし、その年の夏までにはいつ
の間にか消えて行った。
よく割れる事故があったらしい。
私の周囲では上下打ちでカチカチ
やっても割れなかったが。
割れるからといって、仮にこれが
硬質ゴムのスーパーボールで作っ
たなら全く面白くないしねえ・・・。
音もうるさくて、戦前生まれの
大人たちからは滅法嫌われていた
玩具だった。
私が持っていたのは真っ白のボー
ルだった。横浜ドリームランド内
のショップで小4の時に購入。

1971年当時のドラマから。
カチカチやってる。
服からしてやはり春だろう。
こまっしゃくれた女子中学生(役
だったと思う。後年歌手角川博
の夫人)が大人びた事を言ってい
るが、当時のローミドルティーン
はこんなものだ。
この2年後の私の中学生時代も
周囲はこんなのだらけ。フツー
にサルトルや小林秀雄を読んで
いた。文武両道。武とは勿論
ゲバルトだ(違
そして、高校、大学に行く者は
インテリジェンスがあった。
麹町中時代に中学生で全共闘参
してたのがその後世田谷区長
になる程でして(笑



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