1988 World Pro Tournament Jose Parica VS Efren Reyes
1988年夏の日本での海外選手を
招いての国際大会。
決勝戦は、フィリピンのホセ・
パリカ(39)と若き日のエフレン・
レイエス(33)。
試合は玉回りも悪く、パリカ選手
のワンサイドになってしまった。
パリカ選手のキューがめちゃくちゃ
良い音がしている。
軽く撞くとスキュンという澄んだ
音。強めに撞くとキーンという
抜ける音。快音だ。
一方エフレンのキューは3ドル。
当時の日本円で385円。
買ったのが1983年だとしても712円。
だが、そのキューで全米で大活躍
していた。
しかし、この88年の来日試合では
決勝まではダントツぶち抜きだっ
たが、決勝ではどうしたことか
精彩を欠いたのが印象的だった。
パリカのキューは冴えている。
軽く撞いてもキューが切れている
ので、手玉はククッと動く。
良い玉撞きだ。
解説はこの年の第一回ジャパン
オープンを制した奥村健プロ。
そして白石プロ。