渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

柳生但馬守の屋敷

2022年07月17日 | open


昔、仕事で土地建物の物件調査
をした。
現地調査で赴いた新宿区内にある
土地の片隅に柳生但馬守屋敷跡と
の石碑があった。
その場所はかつて江戸柳生家の
屋敷だったのだ。
登記簿によると明治開始以降の所
有者は水野家である。老中を務め
た水野氏。
その後、戦後に競売にかけられて
落札され、さらに何名かに所有権
が移転されていた。

仕事で訪れた屋敷とはいえ、柳生
但馬守がここに住んでいたのかと
思うと、感慨深いものがあった。
ちなみに、幕末に試衛館があった
場所の近くである。



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