渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

紙巻きタバコ

2023年05月25日 | open



西部劇には紙巻きタバコがよく
出てくる。
葉を別なパックに入れてあり、
用意した紙に自分で刻み葉を
落として巻く。

ネット百科によると、紙巻き
タバコが主流となったのは
第二次世界大戦後であるとし
ている。




しかし、これはどうか。
1943年時点の西部劇にはやたら
紙巻きタバコが出てくる。
舞台は映画撮影の1943年の50
年前の1880年代で、半世紀の
隔絶があるとしてもだ。
紙巻きタバコは戦後に米国では
主流となったというのは、本当
なのかという疑問が残る。
日本は1920年代から紙巻きの
タバコが隆盛をみたらしいが、
日本で初めて紙巻きタバコを
作ったのは彦根藩士で、明治
時代になってからは明治14年
に産業賞を受賞しているようだ。
日本はアメリカよりも紙巻きタ
バコの普及が早かったのかも
知れない。

イーストウッドは役の中では
葉巻を咥えるシーンが多いが、
本人は嫌煙家で、葉巻も煙草
も昔から大嫌いなのだそうだ。


まあ、葉っぱと紙燃やして煙
を吸うのだから、身体にいい
わきゃない。
ただ、ヒステリックな喫煙
ファシズムには私は反対だ。
あれはかなり気持ち悪いし、
何か道を外したそら恐ろしい
ものを感じ取る。
まるで何かに集団洗脳された
ような。

親子。
似てるねー。


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