渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ビリヤードキュー事始め

2022年07月15日 | open



約80年~60年前のキュー。
現在地球上に存在するプールキュー
の礎は米国のブランズウィック社
が作った。
その手始めは1900年代ごく初期
に本ハギの発明により開始され、
1930年代末期に2ピースキューと
いう革命的な構造が考案された。
すべてはブランズウィック社が
ビリヤードキューの進化を牽引し
て来た。












cue という単語を日本語に訳すと
「手がかり」という意味もある。
まさにキューの歴史解明の手がか
りはブランズウィックにある。
日本に日本固有の日本刀の歴史が
あるように、アメリカ合衆国には
プールキューの歴史あり。
だが、最初の2ピースキューである
モデル 26 1/2 は、プール専用の
ためのキューではなく、1900年代
初頭にまだ米国でも主流だった
キャロムの為にも存在した。
そして、その モデル 26 1/2 は
キャロムキングと1930年代末期に
名称変更した後、1941年にタイト
リストと名称変更された。
それはキャロムの世界チャンピオン
ウイリー・ホッペ(原音発音は
ハピィに近い)のシグネイチャー
モデルとして登場した。
その形式はプールキューの基礎と
もなり、21世紀のこんにちまで
続いている。

ビリヤードに歴史あり。
スポーツ用具に歴史あり。
歴史を知ると、時代時代での人類
のたゆまぬ努力の痕跡が分かり、
とても勉強になる。
そして教えられる。
前向きに生きる事の大切さを。
スポーツは素晴らしい。 



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