渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

映画『あしたのジョー』(1970)

2023年02月10日 | open
 


しどい(笑
丹下段平のおっつぁんは眼パッチ
に穴が空いていてそこから見てた(笑
話の展開はアニメに忠実だが、端
折りすぎだ。
ジョーの登場から力石の死まで
一気に描くのは、やはり無理が
ある。
トリプルクロスの場面もサラリ
と撮ってるだけだ。
これ、あかんやつ。
しかも、力石は倒れてロープが
当たっての脳損傷ではなく、試
合中のジョーのパンチでテンプル。
そして死んだ。
それ、アウトなのでは。
 
あと、マンモス西を「このうどん
野郎!」と殴るシーンが無いと
なぁ。
やはり、最高なのはアニメであり、
そして原作だ。
原作劇画は歴史的名作だ。戦後一
の漫画作品だと思う。
あの1960年代後半の圧縮空気の
時代、『あしたのジョー』は社会
現象を起こした。
歴史的金字塔とは『あしたのジョー』
の事である。
 
この映画作品を観て、1969年当時
の東京が見られた事がよかっ
た。
あと、白木葉子役の女優さんが
かなり原作のイメージに近い演技
だったの
がいい。
段平さんの穴あきパッチは、あれ
はシドすぎる(笑
 

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