渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

乗り方

2018年09月17日 | 公開情報


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MCハチコマのメンバーが私に訊く。
「ヤキトリってどんなの?」と。
彼は元レーシング・ライダーでスノボのインスト
ラクターでサーファーで弓道高段者でボクサーで
剣士だ。職業看護師。
彼のZ900に跨って「こんな感じの」とやって見
せた。
すると、それを見て彼は言う。
「そんな人、昔はいなかったのに」と。
いなかった。
否、正確には、1980年代には「乗れている」人
が圧倒的に多かったので、そのように乗れてない
人は圧倒的な数の乗り屋の陰に埋もれていた。
だが、過去の常識は今は通用しない。
それは新しい良いものが旧弊を凌駕し崩壊させた
ということではなく、全方位的に悪しき危険で
理を踏みにじる行為が常識化した、という世相的
特徴を持っており、危険な走行ゆえに憂慮せざる
を得ない現況なのだ。


・背筋伸ばし若しくは背中反り返り
・腕突っ張り
・肘張り
・顎出し
・下半身でのマシンホールド皆無
・ステップには足を載せてるだけ
・爪先外向き

特に最後の「爪先外向き」については、メンバー
は「ありえない」と言っていた。
そりゃそうだ。
レーシングライダーでそんな間抜けで危険な足載
せデロンチョ乗りなどする奴は世界中に一人もい
ない。
下半身のフットとレッグでマシンをホールドして
いないからデローンとした足載せ乗りになる。

奇しくも彼は私と全く同じ事をボソッと言った。
「そういうのって、バイクに乗っているのではな
く、ただ跨ってるだけなんじゃない?」

いかさま、御意に御座る。


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