渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

リペアに出したギターが無惨な姿に【楽器店員ども、聞け。PART2】

2022年08月02日 | open

リペアに出したギターが無惨な姿に【楽器店員ども、聞け。PART2】




こういうのさぁ、ビリヤードの
キューなどではとんでもなく多
いですよ。
超出鱈目な事やって、そしてその
上、キューを壊したりまでする
リペア業者。
私はこれまで1986年から11軒の
キューリペア or 製造業者の
「プロ」
にリペアをお願いした
事があるのだけど、
そのうちで
まともなのは5業者だけでした

それだけでも半数五割未満しか
まともなのがいないという事だ
けど、とりわけひどいのが5社
ありましたからねぇ。1社は普通。
その5社に当たった人は大変だぁよ。
いろいろ個人的な伝手とかの情報
網も駆使してようやく良業者に
このギターマンのような後直し
をしてもらってどうにかなった、
というケースも多々。
しかたないから自分で直したのも

あった。

そして、ビリヤードのキューリペア
の場合は、ひどい話が、そのキュー
壊しのリペア屋のうち3業者は、
その後キュー
製作業者となって
「カスタムキュー」
を製作販売し
てるのよね。

1社なんてそこの社長と大昔セミオー
プン戦
で対戦したけど、プレー中も
退場案件
である程に態度悪いの。
暴言連発。

それを私の席の後ろに陣取った大阪
の重鎮TプロとOプロが全て観て
いた。

試合後に両プロのほうから話しかけ
れて「いろいろあったのによく頑
張ったね」と言われたもの。
まあ、その相手はキューにしどい事
した業者の御重役でもあったのだ
が、
プライベートの素顔も
あれじゃぁ
ねえと正直思った。
おいら顔色一つ変えずに黙々と試合

していたけどさ。普段と違い、試合
の時は真剣刀術演武のように私は

やる。顔色不変、表情強張らず、
一切状況に動じず、淡々とやる。
そしたらその数年後に違法密輸で
逮捕されていたよ。その組み立て
なのにカスタムメーカー名乗っ
てる
会社のその重役。今社長かな。

一名の業者はさらに最悪で、国内
のリペア業者と組んで国際
詐欺を
働いていて、私も騙されて10万円
詐取された(笑)。金戻らず。
キューは来ない(笑)。

俺みたいに人を信じる間抜けが悪い
んだけどね。
キュー製作代金振り込んだら行方
くらました。国内グループの一味
の「業者」も「廃業」して行方を
くらませた。

大事な愛器や愛機を預けるには、
よほどリサーチして(ネット匿名
情報などは出鱈目だから駄目)、
そしてやり取りの対応と既存の仕事
ぶりをよく確かめてから預けたほう
がいいです。あと人柄。これかなり
大切。人を大切にしない人は大切な
人様の道具に対する愛情など無い

から。
キューぶっこわされたりさー。
預けたカスタムキューのジョイント
プロテク
ターを刃物刻み疵だらけに
していな
がら「ジョイントキャップ
なんてキューを守る
ためにあんだか
ら、それでいいんだよ」と
言ったり
とかさー。
そんなんばかり
なのよ、キューリペア
や個人自称
カスタムメーカーの連中は。
もうね、根本的に仕事もだけど人間
的に終わってる感じ。

困ったもんだよ、ビリヤード業界。

ギターの世界も怖いですねぇ。
まだドルフィンギターさんのよう
な良心的で対応もまともで仕事も
確実な業者さんがいたからいいけ
ど、そうでなかったら途方に暮れ
るよなぁ。
静岡のT’sTさんは工房見学といろ
いろギターリペアやメンテについ
て教えてもらった事あるけど、
すごく良質な職人さんでしたよ。
長渕さんと伊勢さんのギターが
丁度メンテで入っていた。
一般リペアではなく、T'sT製の
ギターのみの修理ですけどね。
製作者なので。
あのギター工房、仕事の中身、
世界トップクラスだろうなぁ。


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