渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

テンガロケット打ち上げ

2021年08月01日 | open


テンガロケットが打ち上げられたが、
マスコミは必死になって伏せている。
ザーマスぶりに笑える。

TENGAとは、男性用自慰行為専用器具
の商品名の事。
いにしえから日本にある肥後ずいきの男性
版。


TENGAロケットは、先に打ち上げられた
このロケットの形状ならよかったのに。
これは強烈。川崎の鍛冶祭りみたいだ。


神奈川県川崎市の金山神社のかなまら祭
り。金山は鍛冶の神社でもある。産鉄・
鍛冶は鉄を産むので、人を産む男性器や
女性器ががシンボルとされた。
こうした具象化は決して「卑猥」なもの
はなく、日本では古代から民間信仰と
して各地で尊ばれた。



日本全国、神社において、似た形状の物体
を見かけたら、それは製鉄と何らかの関係
があると推測できる。
また、「鬼」を扱う祭りのある場所には、
確実に埋もれた製鉄鍛冶業の古譚が存在
ている筈だ。
男女の性器を即卑猥な物として忌避する
浅慮こそ下世話であり、劣質であると知
ろう。
そうした方々には問いたい。貴方はどこ
ら産まれたの?と。
男女の人がいて、初めて人は生まれる。
我々人類は、もうそれを何百万年も続け
来ている。





天狗の鼻も、いにしえには鍛冶信仰から
派生した男性器の象徴であるのが原初と
思われる。
「鬼」は中央に征服された古代産鉄民だ。

これは五穀豊穣の牛祭りであり、製鉄鍛冶
とは無縁と行政は説明する広島県三原市の
り。
だが、鬼の存在、古式によるこの火床(ホ
ド。女性器のホトの原意)の形状。
明らかに暗黙のうちに鍛冶伝承譚が眠ら
されている事を物語っている。


この記事についてブログを書く
« 本日の日の出 〜北海道〜 | トップ | 広島県の山 ナウ »