渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

リアルスチール ブッシュクラフトプラス

2020年08月05日 | open


リアルスチール・ブッシュクラフトプラス。

リアルスチール・ガルダリクよりはかなり
身幅が狭い。
ガルダリクが幅広すぎるのではあるが。


全体の構成はバークリバーぽい。


画像では大きく見えるが、大型ナイフで
はない。刃長約118ミリだ。


革シースとハンドル分解工具とクロスが
付属している。化粧箱入り。


この個体はツルツルではないハンドルの
モデル。
ブレードグラインド含めていくつかタイプ
があるようだ。
フルタングのエンドにはストラップを通す
穴が仕込まれている。これは良い。


この数字の意味は知らない。
このナイフは鋼材も判明しているし、
細かい部分を見てもかなり細やかな所に
行き届いたナイフだ。
このナイフは悪くない。中国製であると
いう点のみを除けば。(名銃CZ75に対する
ソルジャー・オブ・フォーチュン誌の表現
を拝借)


バランスも良く、使い勝手は悪くない。
なかなかよく出来てる。


エッヂには初期出荷段階で極小のマイクロ
ベベルが付いている。手間をかけてある。
このマイクロベベルは落としてはならな
い。落とすと極端に刃もちが悪くなり、
刃こぼれや刃まくれが起きやすくなる。
ベタ刃にすると刃先がなめってすぐに
切れなくなる。
何でもかんでもマイクロベベルを落とせば
よいというものではない。
最初から一手間かけているメーカーの配慮
には実用上の意味がある。


切れ味も良い。


試験結果は以下。
※杉板割り・・・△ プーッコレンジャーの
 ほうがはるかに優勢。
※ティンバースティックでのフェザー作り
 ・・・◎ 極めて作り易い。
※食材切り・・・◎ ブレード洗浄消毒後
 に刃味が判り易いトマト切断したが、
 非常によく切れる。
 また、コンベックスは食材張り付き防止
 にも一役買っていることが看守できる。

クラブナイフプロジェクト プランA 
"モデル イレブン" とほぼ同寸。


プランB "モデル エイト"との比較。


オマケ。
猫反応。猫も引き寄せる魅力ありか(笑)。


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