渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

月齢

2023年02月08日 | open



部屋から外が明るく見えるのは
なぜ?
と思ったら、月だった。
いざよいのあとだが、まだ月は
丸い。
雨曇りなのに、夜の空はそれで
も明るい。
満月の前後、虫たちは騒ぎ出す。
それは秋でなくとも。
月に支配されているのは、これ
は天の理か。
だが、そこに知性は働いていな
い。
月に支配される本能のままに、
ただ生物として蠢いているだけ
だ。
人のそれは決して美しくはない。
それは、虫よりも下等な動きだ
からだ。



この記事についてブログを書く
« 映画を観ていたら必ず膝上に... | トップ | フラットフェイス »